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[エッセイ]最近大泉洋の気持ちが分かってきた話
私、以前に比べて最近全然ツイートが出来ないんです。まぁ色んな方面から
「お前はもう業界人なんだからそんなことを言うな」
だとか、
「人の目と言うのをもっと気にしなさい」
とか
「ネガティブなことを言うな」
とか。
もうなんか色んな人に怒られるんです。ええ。
Twitterに関しては、本当に気軽に発言できないぐらいに周りに縛りを受けてしまっていて、うかつに何も発言が出来ないんですね。大体は優しさで言っていただいてるんですが(まぁ中には違う人もいます)全員が全員の意見を拾っていると最早何もツイートが出来ない。だからツイ消し率が最近6割ぐらい。VTuberのプロジェクトの名前を出すものなら飛んで火にいる夏の虫。とある方面から火が飛んでくるんじゃないかと思うぐらいに世辞辛い。
こういう状況になってみて分かったのは、
「あんだけツイ廃だった○○さん(プロになった絵師)最近見ないな」
の正体。多分、自分みたいに周りからの意見などに耐えられなくなっていくのか、自分の圧なのか、それとも単に仕事が忙しいからなのか、ツイートなんてしてらんないんですね。ツイートをした方がリスクが高いから、生存報告と作品報告の場にした方が自分の身のためになるんですね。
私のツイートの書き方はどちらかというと、VTuber界では割とアウトロー寄りである気がします。正直、歴史保存とか批評とか望まれてないんですよね。体感的な話にはなりますが、批評の耐性がなくて、それが簡単にわかるような事実であろうと知られることを望まない方が多いように感じます(ファン、業界人、Vに問わずですね。この記事とか参考になる?)。
それに加えて自分は最近は控えていますが、誰かに対してネガティブなことや皮肉をいうこともあり、性質的な者でも望まれてないのではないかと思います。
そんなツイートの制限がかなりかかった中で思い出したのが、大泉洋さんです。私はテレビ番組「水曜どうでしょう」のファンというだけでなく、彼のコメディ映画であれば多数見ている俳優としてのファンでもあります。彼が「水曜どうでしょう」の会話中に話していた中に「自分は家庭ではつまらないんだ」という話があります。
内容は「僕は家庭だとつまらない男と言われるんだ」「そりゃそうだよね僕の芸当は毒を吐くことなのに家じゃ毒なんて吐けないもの」って感じだったと思います。
私も本来、歴史の話、好きなVTuberの話、VTuber企業の話、技術的な話、日常的な話、仕事の話、経済の話、政治の話、SCPの話など、これらすべてを縛られているので、誰かを裏切らないと何も話せないんです。
悪意のない、いい人たちに「君はこのままだと嫌われる」という忠告をいただいていました。とてもありがたいです。でも、いい人たち全員の意見を総括すると何もできなくなってしまう。大泉さんみたいに嫌われないために家で「つまらない」と言われるしかないんですね。ちょっと最近少しずつやり方は変えてきていて、これからはどうにかしようとは思います。
他にも最近色んな怒られをしました。
「ネットから離れろ」というのも受け止めようとは思いますが、ちょっと今の自分にはネットぐらいしか逃げ場がないので受け止めきれないです。すいません。お金がなくても楽しく出来る趣味なんてネットぐらいなんで。
「彼女作れ」「ネットで彼女作るな」はわかるんですけど、仕事の取引先と恋愛するのは無理ですし、お金ないのに呑むことなんて出来ないです。ちょっとハードモードです。
などなど。この2年ぐらいに言われてきたことではありますが、最早これだけ同じことを色んな人に言われるということは、何かあるんだと思います。ツイートの発言含めて、同じことを5人ぐらいから言われてます。まぁ怒られるだけ幸せものですね。
ちょっと人生どうするかっていう時期に入っていて、借金を今後どう抱えるかとか、5年後に自分の会社あるのか、そもそもあと半年契約が継続するのかとか、もうなんか色々考えるべきことはあって。ただ推しに脳死しているだけじゃどうにもならない時期に入ってきてます。
私はどこの呑みの席にいても必ず
「君、若いね」「若いんだから」「若いのによくやってるね」
「古月さん20代後半、30代ぐらいかと思ってた」
と言われます。自覚はないですが、幼稚園児の時から「おじいさん」と言われていた私ですから、きっとそう感じるのも無理はないでしょう。
今月で23歳になった私ですが、自分に残された時間は割となくて今焦ってます。
4月には入社式で自分と同じ年の大学生たちが大手企業の社員になって自分にはないキラキラした様子を横目に、自分はスタッフとして働く。そんな状況に自己嫌悪を抱きました。最近も内定式の様子をみて自分より年下が入ってくることに驚きを隠せません。
いつか考えないといけない問題は迫っていて、自分はそれを迎えた時に仕事を多分やめないといけなくて、その後どうするかなんて正直考えられないです。若いという言葉を投げかけられて、リミットの迫る中、自分は自分のことを若いとは思えません。
こんなnoteを書くと「人生を達観したように思っているけども~」とまた怒られるんでしょうが、半分は自分のせいでこうなっている状況、半分は叔父の代からの背負いを受ける自分は心の中で「でもこの気持ちはあなたにはわからないですよね」と思ってしまう部分がどうしてもあります。すいません。
今「時をかけるおじさん」の気で、「世界征服やめた」という気持ちでいます。この先なんて不確実で本当にどうなるかわからないですが、1人でも自分以外が幸せであってほしいなと、自分勝手に思ってます。