インゴット、コイン、装飾品として現物を手元に置いておく
インゴット、コイン、装飾品を現物として手元に置いておくことには、一長一短である。我が家では積み立てた ”金” の一部を現物として、金の指輪を手元に置いてある。
戦争に、預金封鎖に、デノミ、なにが起こるかわからない世の中である。そのなときに一国の紙幣に価値がなくなることも十分にありえる。そういった際に家族や自分を守ってくれるのが”金”である。流動性も高く、重さ当たりの価値もあるため、重宝するのは間違いない。
金持ちも、移民も、いざの時のために金を用いた装飾品を身につけている。
メリット
価値の安定性:
金は長期的に価値が安定しており、インフレや経済不安時のリスクヘッジとして有効。
流動性:
金は世界中で取引されており、現金化が容易。
多様な形態:
インゴット、コイン、装飾品など、さまざまな形で保有でき、個々のニーズに応じて選択できる
デメリット
保管リスク:
盗難や紛失のリスクがあり、特に自宅での保管には注意が必要。
手数料とプレミアム:
金貨や装飾品にはデザインや加工費が上乗せされるため、インゴットに比べて割高になることがある。
保管スペース:
インゴットや大量の金貨は保管スペースを取るため、適切な保管場所を確保する必要がある。
具体的な形態ごとの特徴
インゴット:
メリット: 大量の金を効率的に保有でき、手数料が比較的安い。
デメリット: 重くて大きいため、保管が難しい。
金貨:
メリット: 小さくて保管が容易、コレクター価値が付くこともある。
デメリット: プレミアムが高く、盗難リスクが高い。
装飾品:
メリット: 美的価値があり、身につけることができる。
デメリット: 純粋な投資価値は低く、加工費が高い。
投資対象としてだけではなく、少量で構わないので、お守りとしての金の保有をおすすめする。
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