2024年 24 知床峠
9月、落合ネイチャークルーズに7月に続いて参加する積もりで飛行機や宿を予約した。予約の電話をするとクルーズ期間中なのに今年のクルーズは終了した、という予想外の返事だった。
全てをクルーズのために手配したので途方に暮れた。3月風蓮湖ネイチャーガイドに参加した際に羅臼ネイチャークルーズに参加するとオオワシ、オジロワシを近くで撮影出来ると聞いていたので下見で羅臼へ行くことにした。
マイレージがJALなので丘珠から中標津へ北海道を横断する飛行機から大雪山を見るのを楽しみにしていた。ところが丘珠に着くと予約の便は欠航だと言う。ANAに振り替えてくれたのは良いが丘珠でなく新千歳から出発すると言った。また新千歳に戻る羽目になった。
宿は落合ネイチャークルーズへアクセスし易いように根室のゲストハウスのネムロマンに泊まった。
次に野付半島に行ってみた。
冬に比べるとエゾシカは殆どいなかった。エゾシカを見るなら厳冬期の野付半島だ。
羅臼国後展望台から国後島を見た。
ロシアのyoutuberを見るとオーロラ航空が択捉島と国後島に就航路線を持っている。南樺太には鉄道路線があってそのyoutuberが利用する様子を紹介していて驚いた。
知床峠からウトロに行った。ウトロには思い出がある。ウトロから高速船で知床半島突端まで行ったことがある。予約3度目の正直で行けた。
あの事故が起きた時、時期がおかしいと感じたのが第一印象だった。全ての高速船はゴールデンウィークから予約を始める。だが事故はその前に単独で起きた。漸く裁判が始まるようだが責任者の判断は重い。私には抜け駆けのように客集めして出航したように思えるからだ。
ウトロには一休屋という名店があった。鮭親子丼が美味しかった。似たような味は再現できると思うがきっと同じ味は出せない。混み合っているように見えて閉店してしまう。ショックだった。
それからは今あるものは直ぐに消えていくという前提で今後どうしようか計画を考えている。
中標津空港でJALのカウンターで手続きすると機材トラブルでまた欠航だった。今度もANAに振り替えだが新千歳空港行きで良かった。
根室から羅臼まで道東の海の縁を移動する旅だった。