美容整形を受けるまでにした事
はじめに
私は、初めての美容整形を受けるまでに、20年かかりました。
中高年の男性が美容整形を受けて意味があるのかなどの根本的な疑問や、調べれば調べるほど、不安な要素や、手術失敗の事例がネットやSNSから流れて来て、なかなか決心がつかなかったからです。
いくつかの美容整形を受けた現在、私は今の自分の容姿に満足しています。想定通りの充実感、幸福感を感じています。そして、それがもう当たり前になってしまいました。
もし、未だに何の手術も受けられず悶々と悩んでいたら…と考えるとゾッとします。
そこで、一歩が踏み出せずに、当時の自分のように、悩んでいる方に向けて発信をしたいと考えました。平凡な内容ですが、自分が美容整形を受けるまでに行っている事などをまとめてみました。何らかのご参考になれば幸いです。
現在
美容整形手術も、植毛 (中央)、眉下切開、ほくろ (鼻横)切除、シミ取り(顔左)、二重(切開)、くま取り、植毛(左右)と、 順調に終わって、1年6ヶ月経過しました。
ダウンタイムも終わり、経過にもかなり満足しています。次は、2024年2月頃、フェイスリフトの手術を受ける予定です。
美容整形について
どんな美容整形でも、がっつり外科手術です。
血も出るし、皮膚や場合によっては骨も切ります。
また、ほくろ一つでも、容姿の満足度には大きな影響を与えます。
目、鼻、顔の皮膚など目立つ場所なら尚更です。
そして、何よりも大切なのは、本来の機能に影響が無いかということです。
綺麗な二重になったとしても、目が乾燥して開けていられなかったり、顔が細くなっても、口が閉まらなくなったり、フェイスリフトをしても、顔面神経痛に悩まされたり。そんな事例を沢山 twitter (X) などでお見かけします。自分の健康、美容、幸福度、生活を委ねる、執刀医の先生や美容外科は慎重に選ぶ必要があると思います。
私が美容整形を受けるまでにした事
どの部位をどのように治したいのか決める
情報を集める
情報をまとめる
ネット上の美容相談所に相談してみる
候補の執刀医や美容外科(3つ以上)を絞りカウンセリングに行ってみる
手術を依頼する先生を決める(適切な資格を持っているか、症例は豊富か)
執刀医、美容外科を評判の観点でもう一度調べる
情報に惑わされ過ぎず最終的には自己判断で
1.どの部位をどのように治したいのか決める
自分の場合は、幼い頃からどの部位をどのように変えたいのかが、明確に決まっていました。内容は工程表に纏めた通りです。
家族や親しい友人からは、そのままが良いと言う意見も多くありました。親身の反対意見はしっかりと受け止めて、一度じっくりと考えてみるのが良いと思います。その上でまだ手術を受けたいなら、やはり手術を受けるべきなのです。彼らを悲しませないためにも、手術は成功させなければいけません。私の場合、手術後、反対していた家族や友人達は一緒に喜んでくれました。
私の場合は、工程表以外にも、モデルの様に、脚を長くしたかったのですが、合わせて手も肩幅も調整する必要が出てくるので、神経の切断などのリスク、費用、年齢に対する回復期間など、実用性の観点から除外しました。
どの部位をどのように変えたいのかが明確でないと、コストが嵩んだり、時間がかかったり、失敗に繋がるリスクも高まると思います。
複数の手術を受けるなら、スケジュール表(工程表)のようなものを作り、その日程を目安にに費用の調達や調査を進めるのが良いかもしれません。
2.情報を集める
思いつく疑問や懸念を全てリストアップして、下記の方法などで調べるのが良いと思います。リスクや手術の内容や費用などの要点(ポイント)をしっかり把握出来ればそれで良いかと思います。
どこまで調べても、完全に理解したり、美容外科の先生より詳しくなる事は不可能ですし、懸念や疑問は尽きません。
(1)方法
① ネット、youtube、tiktok 、instagram で検索
「二重 全切開」「クマ 美容整形」などで検索
② 同じ施術を受けた人を SNS でフォローする
③ 施術を受けた人に話を聞く
(2)ポイント
① 手術費用の相場感
② 手術の内容と種類
③ 失敗談や失敗事例
④ 医師の評判
⑤美容外科の評判
2.情報をまとめる
スプレッドシートやエクセルなどで、全ての項目を比較できるマトリックス表を作ることをお勧めします。欠けている情報や、自分の思い込みに気がつくと思います。
(1)各施術のメリット、デメリット
(2)手術費用
(3)予算
(4)医師について
(5)美容外科について
など
3.美容相談所に相談する
私の場合、ネット上のにあるいくつかの相談所の中で、yahooの質問箱で、的確なアドバイスをされている相談所を見つけ相談をしてみました。2. で調べた知識から回答の信頼性は判断出来ると思います。相談に対するご回答の内容がかなり的確で詳しかったので、最終的にその相談所に紹介して頂いた先生に私は手術をして頂きました。
4.候補(3つ以上)を絞りカウンセリングに行ってみる
(1)医師が説明してくれるか
(2)自分の希望していない施術を勧められないか
(3)不快な点や違和感を感じる点は無いか
(4)wifi は通じるか
今後の記事で詳しく書く予定ですが、私は、植毛サロンなどで、営業の人やカウンセラーに手術についてあいまいな説明をされたり、強引に契約を勧められた経験があります。カウンセラーの言っている事の真偽を調べようとしても、wifi が繋がらないので調べようがありませんでした。上記(1),(2)を満たしていない美容外科は、まず止めた方が良いと思います。(3)は後々の問題になる事があります。直感や嫌な予感は的中することが多いのです。早い段階で見切りをつけることをお勧めします。因みに(4)については、私の手術を成功させてくれた美容外科は wifi が通じませんでした。なので、(1)〜(3) + wifi も通じないと言うことなら、敢えてそうしている可能性もあるので、その美容外科は止めた方が良いと思います。いずれにせよ上記の2.での下調べが、カウンセリングの際役立つと思います。不明な点は、躊躇せず納得出来るまで質問するのが良いと思います。
5.手術を依頼する先生を決める。
(1)JSAPSに属しているか
(2)説明に納得出来るか
(3)医師と相性が合うか
(4)症例は豊富か
JSAPS に属していることで、そのお医者様の信頼度は高まると思います。更に、技術だけではなく、考えた方や相性も大切だと思います。私は、名医で有名な方の所にクマ取りの相談に行きましたが、その先生はやらなくて良いとおっしゃいました。また、別の先生は、更に禿げるので生え際まで植毛出来ないとおっしゃいました。どちらの手術も、別の名医の先生に手術をして頂き、非常に満足の行く結果になっています。あと、相性には、デザインのセンスの相性もあると思います。例えば、幾ら技術が高くても、「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」的な整形を希望しているのに、「ポプテピピック」や「ちいかわ」にされてしまっては困りますよね。自分と美的感覚の近い先生に手術をして頂くのが良いと思います。
また、執刀医の先生の専門分野や、症例数も把握出来ると良いと思います。症例数、成功数が多い先生ならより安心です。
◾️JSAPS と JSAS
●日本には2つの美容外科学会がある。
●形成外科専門医を中心とした美容外科学会(JSAPS)。
●医師免許を持っていれば入会できる美容外科医を中心とした美容外科学会(JSAS)。
●両学会にはそれぞれ専門医制度があるが、その難易度に大きな差がある。
●JSAPS
形成外科専門医を取得して長期間の修練をした後、厳しい審査を通過し、ようやく美容外科専門医として認定される。
JSAPSの美容外科専門医に認定されているのは、日本の形成外科専門医のわずか10%。
いわば非常に狭き門で、アメリカのシステムに近い。
研修→形成外科認定医のいる美容外科での研修
経歴→形成外科での研修
専門医→各手術ごとに実績提出が必要
●JSAS
研修→どの美容外科でもOK
経歴→どこでもOK
専門医→5年勤務でOK
7.執刀医、美容外科を評判の観点でもう一度調べる
念の為、執刀医の先生、美容外科をもう一度、評判の観点で調べてみましょう。多量にネガティブな情報があったり、致命的な情報が無い限りは大丈夫だと思います。人気者にも必ずアンチはいます。
8.情報に惑わされ過ぎず最終的には自己判断で
何とかなる、いざとなったらお金を返して貰えば良い、
失敗したら損害賠償を取るから良い、などと安易に考えない方が良いと思います。Twitter(x)上には、かなりおかしな手術を受けたケースでも、損害賠償どころか、何の対応もして貰えない状況を度々お見受けします。
自分の身体、自分の容姿の事です。決定権も全責任も自分にあり、何かあったら損害を受けるのは自分自身です。
一方、2ちゃんねるなどの掲示板には、ネガティブな情報が多く掲載されています。良いものも悪く捻くれて捉えている記載がしばしば見受けられます。
しっかりと手順を踏んで、自分で納得した内容なら、恐らくそれが1番正しいと思います。自分の調査を信じて下さい。
今日の見た目年齢
43歳