面接官である「新卒採用担当者」が最も恐れるコト
面接において、
「志望動機」だの「挫折経験」だの
「強み」だの「弱み」だの・・・・
面接官はなぜそんなに色々聞いてくるのか?
その理由をご紹介します。
新卒採用において面接官を務めているのは
90%以上、人事部の「新卒採用担当者」です。
新卒採用者は”あるコト”を恐れており、
冒頭のようにアレコレ聴いてくるのです。
「新卒採用担当者」が最も恐れるコト
①内定辞退されるコト
②入社3年以内に辞められるコト
①か②のどちらかが起こった場合、
「新卒採用担当者」は会社から
それはもうボロクソに怒られます。
①の内定辞退が起こると、人事の偉い人から
「高いコストをかけて採用したのに、
お前は一体何を見ていたんだ!」と
めっちゃ怒られます。
②の3年以内での退職が起こると、
その(辞めた)人を配属した部署の部門長から
「すぐに辞めるような奴を採用したのは
どこのどいつだ!!!!!!」
と思いっきり叱られます。
新卒採用担当者にとって、
①or②が起こったら人生の終わりです。
思いっきり叱られるだけでなく、
「自分の人事評価に×がついてしまう」のです。
特に大企業では、
一度でも人事評価に×がついてしまうと、
そのあと一生出世できません。
なので、新卒採用担当者は何がなんでも
①or②を起こさせまいと、
面接でアレコレ聴いてきます。
逆にいうと、
「内定辞退しなさそう、かつ少なくとも
3年間はしっかり働いてくれそうな奴」
であることをPRできれば、
内定を勝ち取ることができます。
なぜ3年かというと、
4年目以降に辞めた場合は
「配属先の職場が悪い」という評価になり
新卒採用担当者は責任を追及されません。
というわけで、内定辞退しないことはもちろん、
何がなんでも最低3年は働いてほしい。
これが新卒採用担当者の切なる願いなのです。
なので”志望動機”を語る際には、
「とにかく御社が第一志望だぜ!
それを証拠にこれだけ色々調べまくってるぜ!
内定もらったら速攻で終活するぜ!」
ということを伝えるべく、愛の告白だと思って、
思いっきり熱意を見せましょう。
そしてや”強み”や”挫折経験”を語る際には、
「とにかく粘り強いぜ」
「すぐに逃げ出さないぜ!」
「石の上にも3年!上等!!」という事を
意識しましょう。
”内定辞退しなさそう”
”会社入ったら少なくとも3年は頑張ってくれそう”
「志望動機」「挫折経験」「強み」を話す際、
この2点のイメージを植え付けられれば勝ちです。
面接官(新卒人事担当)側も
「内定辞退」や「3年以内の退職」という
不安をもって面接に臨んでいます。
その不安を取り除いてやることが、
内定への近道なのだと思います。