間違った問題の克服方法
前回この週末以降の過ごし方についてお話をしました。
特に、これから試験本番までにやるべきことは現状と残り時間とのバランスで決まってくるんですが、基本的には限られた問題数の中で90点以上を取るという目標のもとに問題を解くことをお勧めしますという内容だったんですね。
で。
この時の『数回解いたことがあって限られた問題数』の中で解き進めているにも関わらず、100点満点を取ることってなかなか難しいんです。
では、どうすればいいかというと実は、間違った問題の復習方法に1つだけポイントがあって、『間違った問題の論点を必ず毎回ノートに書き出すこと』なんです。
間違った問題のたった1つの復習ポイント
不思議なもので、復習が進めば進むほど同じ問題を間違えていることに気づきます。
ですが、ここでよくやってしまいがちなのが「あっ、また間違えてしまった!」と言いながら、論点を分かっているコトとして終わらせてしまうんですね。
また中には、アプリのメモ帳の中に間違った論点だけを羅列する方もいらっしゃいます。
これはこれで、ご自身の弱点が分かるので調べやすく把握しやすいという効果があるうえに、手間がかからず便利です。ですが、復習に必要なのは利便性ではありません。
復習に必要なこと
間違いの確認時に必要なのは、正しい論点を自分で整理しなおすことです。
厳しい言い方になってしまいますが、同じ問題や同じ論点を表現が変わると間違えてしまうということは、論点が明確になっていないということです。
ですので、間違えるたびに論点を確認しノートに書き出せば、改めて自分の頭で考え整理するというアウトプットを行うことになるので効果的なんですね。
あと、ノートに書くことでアプリと比較して目への負担が少なくなるので、集中力の持続や疲労感の軽減効果も期待できます。
残された時間が1週間と少なくなってきましたが、ここから精度高く仕上げていくためには、このノートへの論点の書き出しが欠かせません。
ただ、論点の書き出しはキレイに書く必要はありませんし、ペンでの色付けや書き間違いを消しゴムで消す必要もありません。自分でご自身の文字が読めればOKです。
今から新しいノートをおろして始めたとしても、半分以上は埋まっていくはず。
しかも、ご自身の弱点ばかりが集められたオリジナルのノートです。こんなご自身のための心強いまとめは他に存在しません。
まだ間違いノートを作っていない方は、ぜひ今からでもトライしてみてください。大切なお守りになりますよ。
ぜひお試しを♪