見出し画像

アメリカで必要な書類って

ソーシャルセキュリティーナンバーや運転免許証、当たり前だけど日本と同じく、こちらでも身分証明書としてとーっても!大事なものだった。

ソーシャルセキュリティーナンバーはアメリカで生活するには必ず申請して作成しないとならないものらしい。日本で言うところのマイナンバーみたいなものだけど、日本以上に活躍しています。例えば離婚して、慰謝料を貰うことになっていたけれど払って貰えない!って時、ナンバーで追いかけて相手の居住とか、勤務先から差し押さえが出来たりするらしい。DVとか、問題のあった家庭にはとても有効だと思うな。日本のマイナンバーって紐付けする意味はどこに??って思っちゃうような事が多いんだけど。

ソーシャルセキュリティーナンバーは最寄のSocial Security Administrationオフィスに行って、パスポート、ビザ、グリーンカードとか、I -94という書類(大使館のHPで必要事項記入すればすぐ取れるやつ)を提出して申請します。普通は申請して2週間くらいで取得できるんだけど、今はコロナの影響で事務所が開いてない…。ので電話で予約を取って書類を持っていくしかない状態。書類を提出できても、申請先の各部署がそれぞれでクローズしたりしてるのでぜーんぜん!申請が進まない。結局、私が取得できたのは1.5ヵ月後くらいでした。それまで他の水道代やら電気代やらの申請ができなかっったので、会社のお給料から立て替え→天引きして貰っていました。

これ、ほんとに自分の身一つで渡米してきた人はとっても大変だよね…。この時期に渡米しようと思う人がいるかどうかは、分からないけれど…。

運転免許の取得時に光熱費の支払い明細で住所をチェックされるので、セキュリティーナンバーが出ない事には何にもできなかったのです…。そんなこんなで運転免許証もやっと今月に入ってから取得できた状態。

私の住んでいる地域は比較的、ドライビングテストも簡単で書類の申請もすいすい通る。この辺りはBLUE FORMという他国からの人は必要になる書類があって、それと国際免許、パスポート、日本の運転免許証、米国で生活していることの証明として、光熱費の請求書とか、住所の証明できるもの、I-94が必要になります。

ブルーフォーム取得→筆記テスト→実技テストが受講の流れ。ブルーフォームが必要かどうかは自分が暮らす州によって全然違うみたいなのであまり参考にならないかも。

ちなみに通常ならこちらも会場に行けば筆記テストまではすぐ受けられるらしいけれど、現在はコロナ対策で会場が閉まっていることがかなり多い…。

そのため、現在は予約受付制になってる。

最初に州のドライビングテストについて記載されているホームページへ行って、近くの事務所を探す→空いてる日にちを予約(全然空きがなくても唐突に空きができたり、予約受付してたりするので毎日確認することが重要!ちょっと心折れるけれど…)わたしは近所のショッピングモールの中に新設の事務所があったので、そこで予約したらかなり早く取得できた。

そのあと、今度は州警察のホームページでご近所の筆記テストが受けられる場所を探してを予約する(上記のホームページとは違うページなのでここも要注意!)

最初、違うホームページで予約する、ってことに気付かない&誰も教えてくれなくてブルーフォームを予約したページと同じところで予約をしたら、前日に間違ってない?ってメールが届くって言うね…。予約が本当になかなか取れなくて苦労したのに、またやり直さなくちゃならなくて泣きました…。

筆記試験会場は予約の時間に行って、受付にパスポート、ビザ、先日のブルーフォーム、光熱費の支払い証明書を提出すると視覚検査と筆記テストが受けられます。試験内容は州によって法律が違うので何とも言えないけど、殆ど日本の法律と変わらない感じ。標識とか、右折車は赤信号でも禁止場所じゃなければ進んでOK、とか。しかも3択問題だし、日本語で受けられたのでかなり楽だった!他の人を観察していたら、他の国の言語も揃っているみたい。友達のいた別の州はかなり大変だった、と聞いたので本当に居住地によって差が凄いようです。

筆記試験が終わるとその場で判定が出て、合格なら実地試験の案内をされます。こちらも筆記と同じく、州警察のホームページで予約が必要。会場は筆記試験と同じ場所だけど、現地で予約はできないみたい…。

絶対に1発で筆記は受かってやる!と思っていたので翌日にドライビングテストの予約を入れていた私…(笑)目論見通り、ちゃんと受かったので翌日に再度、会場へ。

昨日と同じく、受付で予約した旨を伝えると警察官の人がきて、乗ってきた自分の車でテストを受けます。警察官の指示に従って発進、停止、右左折、バック、縦列駐車、公道を一通り走って終了。最後にチェックシートと合否を伝えられます。

私の担当をしてくれた警察官の人はすごく優しくて、英語が分からないから、ゆっくり、簡単に指示してほしいって言ったら右と左と停止だけ分かれば大丈夫!と言ってくれました(笑)ご迷惑をおかけしましたねきっと…。

最後にレジで昨日と同様の必要書類を提出して、写真を撮って終了。仮免許証が出ます。2~3週間で本免許が出るけど届かなかったら連絡してね、って先に言われて笑ってしまった。本当によくあることなんだねー。

雪が降った翌日のテストだったのですごーーーい不安だったけど、何とかなったので一安心。やっぱ持ってるね私!って自画自賛してみたり。

もし、これからアメリカで免許取るよ!って人が読んでくれているなら、とにかくソーシャルセキュリティーナンバーをすぐ取得すること、日本で取得する国際免許証は出発間際に取って、なるべく長期間、余裕を持てるようにすることがおススメです。本当に!

因みに、グリーンカード取得して渡米する人もとにかく!日本の国際免許は持っていた方が良いと思う…。こちらでは何が起こるか分からないし、すぐに免許が取れない場合もあるし。車に乗れないと本当に何もできなくて詰む、というのはどの地域でも同じかと思います。あくまでもあった方が楽、という意味ですけれど。

いいなと思ったら応援しよう!