”ぬいぐるみセラピー”ぬいぐるみの癒し効果
先日、こくちーずで見つけた”ぬいぐるみセラピー”に参加させていただきました。
私自身、繊細な人が働く”クマの手カフェ”で働いたのがきっかけで、
”ぬいぐるみセラピー”の存在を知りました。
モフモフのクマの手で飲み物やパフェを提供するお店で、小さいお子さんや若い女性、お年寄りまで男女問わず、
クマさんと触れ合うだけで笑顔になり、喜んでもらえる事を体感し、ぬいぐるみの癒し効果について注目しておりました。
当日の参加者は女性ばかりで、カフェに偶然居合わせた親子(私と同い年ぐらいの娘さんとそのお母さん)も参加する形となりました。
セラピーの内容は、自分の持ってきたぬいぐるみを触ったり・撫でたり、
「頑張ったね」「何もしなくていいんだよ」などと声を掛けたり、
参加者さんが連れてきたぬいぐるみに質問したり!
ぬいぐるみには 自分を映す=投影 の意味があり、
それを大切に扱うことで、自分の感情に耳を傾けることができます。
最初は、恥ずかしさから自己開示が中々出来ませんでしたが、
セラピーが進むにつれて、参加者全員が心を開き、各々のぬいぐるみと向き合う時間が増えていました。
ぬいぐるみを介して自分の感情を表現することで、ストレスや不安が軽減されていく様子が感じられました。
実際、セラピーが終わった後、参加者同士の会話も活発になり、笑顔が溢れていました。
特に心に残ったのは、飛び入り参加した親子のお話です。
初めは仲の良い親子だと思っていましたが、
話を聞いてみると、数年、口も利かなった時期があったそうで、
娘さんがぬいぐるみを通じてお母さんに
「あの時はごめんね。素直になれなかったんだ。産んでくれてありがとう」
と声を掛けていて、お母さんも娘さんに「いいんだよ。私もあの時は必死だった。」と本音でコミュニケーションが取れていて、
普段言えないようなお話も、ぬいぐるみを通すことで素直に話せることに感動し、親子の絆が深まる瞬間に立ち会えたことがとっても嬉しかったです。
ぬいぐるみセラピーは、ただの遊びではなく、心の癒しやコミュニケーションの手段として非常に効果的だと実感しました。
ぬいぐるみには、安心感をもたらし精神を安定させる効果があります。
特に親子のエピソードは、心のつながりを再確認する良い機会となりました。
今後もこのようなセラピーに参加し、心のケアの重要性を広めていきたいと思います。
皆さんもぜひ、”ぬいぐるみセラピー”の魅力を体験してみてください!