【まとめ】シカ問題を図解してみた【地方で深刻】
え!?
環境問題興味ありませんか?
ありますよね。
わかります。
でも、地球規模の話ってなんだかよくわかんない。
そう思いませんか?
うんうん、ですよねぇ。
僕もそう思います。
今回は環境問題ですが、日本で身近な動物についての図解まとめです。
このnoteで、意外と知られていない環境問題を理解して、友達に自慢できる知識をGETしようー!
解決策まで載せてあるので、安心して読んでくださいね。
暗い気持ちのままで、終わることはありません!
【被害】日本で鹿が増えすぎた
写真の通り、鹿さんの数は1945年頃から増えているんですね。
急激に。
目標値の2倍も棲んでるんです。全国統一の気配!?
でもいったい、それの何がいけないんでしょうか?
【被害】鹿が増えたことで起きる3つの惨事
森では、鹿さんが沢山の植物を食べることで、植生の多様性が失われます。
植物さんの種類が減っちゃうんですねぇ。
それと同時に、林業家さんへの被害も引き起こします。
せっかく育てた木も枯れちゃいます。。。
はたまた農地まで来て、野菜を食べ散らかしちゃったりもします。
欲張りさんですねぇ。
道路まで来て、車と激突しちゃったりします。
カワイソス。。。
車も修理費は一回50万円くらいかかるらしいです。
衝突事故で亡くなった方もいらっしゃいます。
ご冥福をお祈りいたします。
【被害】なんでシカ増えた?3つの原因
これについては専門家の中でも、意見が統一されてるとは言えませんが、有力なものをご紹介しますね。
前提として、鹿さんの繁殖力まじ半端ないっす。
捕獲しなかったら、4年で軽く2倍になります。
しかも、ご飯をほとんど好き嫌いしない!
ママ「うちの子にも見習ってほしいですねぇ」
それで生態ピラミッドの頂点が減ってきちゃったんですね。
オオカミは、明治の畜産流入で絶滅!
カワイソス。。。
地方の人口も減って、高齢化。
それに応じて、狩猟者も減ってくる。
まるで地方は、ヴィーガン動物のパラダイス!!
で、最後に一番影響が大きいと言われてる人間の行動の影響。
なんと1950年ごろまで、実は鹿は絶滅危惧種だったんです!
だから、保護政策を作りました。
途中までは、良かったんです。
でも、放置しすぎちゃったんですねぇ。
何事も放置のしすぎはイケません!
ほどよい接触が重要です。
他にも地球温暖化によって、活動範囲が増えたり、人工林というシカの天国のような森が増えてしまったことも指摘されています。
へ~そうなんだ~
おもしろいね~って感じですよね。
ちょっと待ってください!?
これを放置したら、どうなるかわかりますか!?!?!?
【被害】鹿が増加した日本の末路......
簡単に言いましょう。
田舎は衰退します。
それも「不可逆的」に。
森の専門家はこう言っています。
・シカは江戸時代以前の生息地に分布を拡大中
・捕獲が無ければ4年で倍増し、高密度となったシカ個体群は農林業被害のみならず、自然植生被害、土壌流出をもたらす。
・高密度となってからの個体数管理は困難。
・高密度となってから柵を設置しても植生はもとには戻らない。
森林野生動物研究会 梶光一(2014)
難しかったかな?
簡単に言えば、「鹿の増加にブレーキかけないと、人間の住む場所は都市だけになるよ!田舎は、荒れるし、危ないから立ち入り禁止!」
そんなとこですかねぇ?
【被害】まとめ
シカの増加による被害のまとめです。
①シカの増加能力の強さと人間の影響で増加した。
②日常の数々の被害を引き起こす。
③このままだと、地方の崩壊は待ったなし。
え、やばくね?
なにやってんだよ。
対策しろよ。
そう思うかもしれません。
でも、きっと大丈夫。なんてったって天下のお国様ですから。
【対策】対処法3つと必要なお金は?
色々と訳の分からんことを描いておりますけれども。
簡単に言わせてもらうとですね。
「鹿の数を管理しましょ~」
「柵とかで、被害を減らしましょ~」
「鹿さんはあっちに棲んでね。人間はこっちに住むから!」
そういうことです。
(その通りです。)
で、林野庁によれば、それに約2500億円の税金を使っていると。
日本国民1人あたり、1年間に2000円くらい払ってるってことですね。
まぁそれはいいですね。
(良くねぇよ)
ところが!
目標達成率は、約50%です!!
いやいやいやと。
俺らの金使ってるのに、そんなできないんすか?
わざわざ金払ってまで、塾まで通わせたのに、100点満点の試験で、50点とり続ける子供を育てる親の気持ちが分かりましたよ。
でもね。
ここに隠された秘密があるんですよ。
まず、その秘密を明かす前に、一緒に共有したいことがあります。
それは、「いただきます」ってなんのために言いますか?
もちろん、ご飯を作ってくれた感謝のためですよね。
それと、食材の命を「いただく」ことにも感謝するためですよね。
共有したかったのは、ただそれだけです。
私たちの文化を共有したかったんです。
では、パンドラの箱を開けてみましょうか。
【対策】隠された秘密とはいったい??
この図を見て、理解できましたか?
きっとできると思います。
50点野郎でも理解できます。
一応説明をすると、駆除された鹿のうち、利用されるのは9%で、その他の91%は燃やされ、埋められ、捨てられるんです。
やばくないですか?
もう、あなた。
いいですか?
パンドラの箱は開いちゃったの。
でも、なんでなんだろう。
って思いますよね。
シンプルにそれは、シカ肉やシカ革が消費されないからです。
言い換えると、「私たちが」消費しないからです。
【対策】まとめ
①人間の影響で増加した鹿を駆除するのに、一人約2000円/年かかってる。
②その対策も、半分くらいしかできていない。
③駆除した鹿はほとんど捨てられる。
シンプルですねぇ~。
こんなにやばい問題があるんですねぇ。
なので、私はシカによる「被害」と「対策の課題」を合わせて、シカ問題と言っています。
でも、もしかすると、大人のこんな批判があるかもしれません。
「煽ってるだけやん。そんな規模大きくないんちゃう?」
(関西の方すみません。)
私は、この問題は、金額の面でいえば確かに大きくないのは認めます。
しかし、将来の田舎が荒廃することを、私は許したくありません。
「農家も林業も苦労してなんぼや。交通事故も仕方ないんちゃうの?」
そんな言葉にも、私は屈しません。
でも、なにより「やべぇな」と思うのは、命を当たり前にゴミにしてることです。
日本人の伝統の「いただきます」は、形だけのものになっていたんだなぁと悲しくなります。
でも、私たちには今があります。
人間は希望と創造の生き物である。この2つは、物事は変えられない、という考えが間違っていることを教えてくれる。
Man is a creature of hope and invention, both of which belie the idea that things cannot be changed.トム・クランシー(米国の作家 / 1947~)
希望を持ち、創造を目指すことで、現状を変えたい。
そう思います。
【解決策】シカ問題の解決への道のり
で、希望ってなんやねん。
そう思われた方に朗報です。
横浜に住む陰キャ大学2年生が起業します!
ここには、メディア事業って書いてますけど、メディアだけやっても意味ねぇなと思ったので、バッグブランド作ります。
でも、バッグを売っても、利用率はほとんど上がらないと思います。
(じゃあ何のために売るんや)
「命を無駄にしない」持続可能なライフスタイルを広めるために、バッグブランドを創るのです。
具体的に言うと、「たまにジビエ料理を食べに行く」「環境に責任のあるモノしか買わない」。
そんなライフスタイルを多くの国民に広めたいと思っています。
僕の計算では、(個体数調整が成功した場合)国民の2人に1人が100g/年のシカ肉を食べるだけで、利用率は100%になります。
結構希望の持てる数字だと思いませんか?
逆に、希少価値が高まって、ジビエ料理は贅沢品になるかもしれません。
だから、僕が作るバッグブランドは、それを紹介し、広め、根付かせるための手段なのです。
シカ革はバッグにするには、大変です。
色々な傷や痛みがあります。
しかも、バッグ市場は競争が激しいです。
でも、僕は消費者を信じています。
いつか耳を傾けてくれると、信じこれから頑張ります!
おまけ
今日バッグのOEM工場に連絡したところ、2件のお祈りメールが届きましたΩ\ζ°)チーン。
でも、こんなことにはくじけない!
一緒に進んでいきませんか?
信じるか、信じないかは、あなた次第です!( ー`дー´)キリッ