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「後悔しない」は不可能?

哲学者キェルケゴールは結婚について面白い名言を残しています。


結婚したまえ、君は後悔するだろう。 結婚しないでいたまえ、君は後悔するだろう。 『しばらく二人で黙っているといい。 その沈黙に耐えられる関係かどうか。 『私にとって真理であるような真理を発見し、私がそのために死ねるような真理を発見することが必要なのだ。


今回はそれを捩って次のような名言をつくってみました。

「練習したまえ、君は後悔するだろう。練習しないでいたまえ、やはり君は後悔するだろう。」


人間は選択しなかった方にこそ宝物があったのではないかと思うもの、その心理を真に捉えた言葉であるなと思います。
普段、子どもたちと接している中で勉強や、部活動、行事に向けての取り組みなど本当にいろいろ場面で頑張っている様子を目にします。

ですが、どれだけ事前に準備をしようがしまいが、練習をしようがしまいが、後悔は必ずします。
絶対すると思います。

だから、間違っても「後悔するなよ」なんて言ってはいけないように考えます。
大事なのは、どうすればその経験から自分にとっての宝物を獲得できるかどうか。
答えは一人一人の行きつく先に、それぞれの中にしか見いだせないように思います。

強いて言うなら・・・・

「良い後悔をしなよ」

ってのはどうかなと思います。

どちらの道を選択しても後悔が残るのなら、せめて自分の意思で選んだ道を行くことが自分を生きることとなるのではないかという結論に立ちました。
皆さんはどう思われますでしょうか?


コンビニに寄って、今日のおやつは何にしよう?
と考えているとき。
しみチョコ か じゃがりこ か ・・・
どっちを選んでも、あっちが食べたかったとなる。

なんか、すごく日常に潜んでいる発想であるように思いました。
そして、選択肢をもっと広げられないあたりが自分の思考力や思慮の浅さに気づいてしまいます。
少しだけ凹むこととなる今日この頃です。

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