不登校の始まりそして診断へ
入学式から5日間だけ行けた小学校生活。朝になると着替える事もできなくなり、どうやっても連れていくのは不可能になりました。
私は仕事もしてたので、実家の母に来てもらったり旦那にも協力してもらいながら過ごした日もありましたが、とうとうおばあちゃんもダメ、旦那もお手上げなほど自傷行為をしたり、暴れたりするようになり、私じゃないとダメになってしまいました。
これはただ事じゃないと思い、通勤途中でしたが、引き返して家にもどり、職場には明日からもお行けません。辞めますと連絡しました。
ほんとは5月いっぱいくらいまでで辞めようと相談してはいたのですが、4月で辞める事となりました。
ほんとに悔しくて、絶望してました。
3日くらい泣いて泣いて自分の気持ち整理してました。
そしてこの状況はどうすればいいのかもわからず相談窓口と言われるところは電話しました。
最初は何回か相談してた市でやってるとこに電話したら、小学生からは対応出来ないと言われました。
次に電話したとこではまだ1週間くらいしか休んでない状態だと不登校とは呼べないので対応出来ないと言われました。
その間に前にお世話になった支援センターの人に名刺をもらってたので直接連絡してみたら、一度精神科の受診を考えた方がいいと言われ、ここでやっと精神科に連絡しました。
そしたら8ヶ月待ちでした。4月に電話して診察は12月ですって!
でもしょうがないので予約しました。
そこから何もできる事はないのかと焦ってました。次男は朝6時に起きて寝るまでずっとYouTubeとスマホでゲームの14時間ですよ。
最初の頃は楽しそうに嬉しそうにお姉ちゃんとあいうえお書いたり数字書いたりしてたのに。
えんぴつを持つ事すら拒否するようになりました。5月いっぱいは家から出る事はありませんでした。
その頃の私は少しでも学校に行かせようと必死でした。
スクールカウンセラーにも通い少しでも学校に通える方法を聞いては実践しました。
学校にタッチだけしにいく。
給食だけ食べに行く。
6月くらいになるとなぜか郊外学習や水泳教室だけは私と一緒に参加できました。
その流れで給食だけ食べに行ったり、別室で本だけ見に行ったり。体育の授業を見に行ったり。夏休み入る前までは週に3回くらいは行った日もありました。
ところが夏休み前の最後の週に靴とお道具箱だけとりに行こうって言ってもまたびくりとも動けなくなってしまいました。明日から夏休みだよ!と言ってもムリでした。
そこでまた私の中で絶望したんです。
もおいいや!学校行きたくないのに無理矢理連れて行こうとしてごめんねと次男に謝りました。私がムリしてたんです!私が学校に行くのが辛くなっちゃったんです。
普通に過ごしてる子供を見るのも辛いし、何で来ないの?とか無邪気に話しかけられてそれに笑って答えるのも疲れたし。笑って平気ですよって雰囲気出して学校に言って、先生達に対応するのも疲れたし。
もおほんとに何もかもいいや!ってなりました。
生きてるだけでいい!息してるだけでいい!
家で笑っていてくれるならそれでいい!
って思っちゃった。それほどの精神状態でした。
あまりにも辛くて12月の受診までどうにかなっちゃいそうだったので、もう一度電話してみたら、なんと!8月に見てもらえる事になりました!
ほんとに感謝です。今は1年半待ちらしいです!
そして病院に連れていくのも当然大変で旦那が抱えてないと飛び出しちゃうくらい。
親の問診と聞き取り検査しか出来なかったですがなんとかその日は終わり、2週間後結果を聞きに行ったら。
自閉スペクトラム症で間違いないでしょう。とのこと。コミュニケーション能力と神経過敏がかなり高い数値で出てるみたいで、学校に普通学級で行くのはムリかもね。早めに支援学級の手続きして下さいとの事。今は学校に行かせるとか勉強させると思わずに好きな事を見つけてあげて下さいと言われ。
ほんとにやっと納得行く事を言われただけで救われました。
べつに発達障害であろうがなかろうがいんですが、今まで散々この子は普通ですと言われてるのにここまで生活に支障をきたしていて。これで普通なら私はどこまで我慢すればいいのよと思ってたので安心しました。
これで次のステップに進めると思ってむしろ嬉しかったです!
自閉スペクトラム症と言われて嬉しい親なんているのかな?
でも私は診断が出て次に進める事が嬉しかった!
そこから自閉スペクトラム症についていろいろ調べて勉強するようになりました。
まだまだ何も先に進めてないのですが、ゆっくりでいいやと思えるようになりました。
療育も進められましたが、まずどこにも行ける状態ではないのと、住んでる地域の療育が今年の空きはどこもないと言われ、とにかく家でひたすら次男が出来る事、楽しい事をやらせるしか今はできてません。
青森の長い厳しい冬がやってきました。
なんとか乗り越えます!