シェア
1.真っ当な生き方とは何ぞや 当時23才。 僕は形上、真っ当な社会人たるべく就職し、サラリー…
2.貧乏家の掟 前回、"僕の実家はかなりの貧乏で、親は相当無理して僕の学費を出してきた"と書…
3.中学入学時の貧乏エピソード 「奥山家は貧乏」は単なる親の洗脳ではなく、実際のところ、本…
『お笑い初期衝動』というタイトルなのに、すっかり貧乏話に寄ってしまい、お笑いの話はどこい…
6.「何もわからない」という楽しさ さあ、今すぐお笑い芸人になるぞ! と言いたいとこだが。 …
7.弟子入りへの疑問 ビートたけしさん、明石家さんまさん、島田紳助さんらが若手だった時代は…
8.NSCの存在 弟子入りはせず、師匠をもたない芸人活動で。 と考えたものの、その芸人活動をどうスタートさせたらよいものか、まだわからないままであった。 唯一、"NSC"というものの存在だけは知っていた。 いわゆる、吉本興業の養成所である。 とりあえずここに入ってみるという手はあるのだが、僕はそれもためらっていた。 なぜか。 「NSCに入るには40万ぐらいはお金がいる」というのを、雑誌の情報でなんとなく知っていたからだ。 40万のお金などない。 死ぬほどバイトして40
9.スタート地点はどこだ? 弟子入りはしない、NSCにも行かない。 と考えたものの、他の方法も…
10.簡単に入れる!? あれは何年か前の、『EXテレビ』という深夜番組。 その日の放送は、当時…
11.N君の行動力 サラリーマン時代の元同僚N君に、「お笑い芸人になろうと思ってる」と打ち明…
12.初 ここが浪速座。松竹の劇場か‥。 実のところ、浪花座どころか、僕はお笑いライブを一…
13.ダックスープ 浪花座の公演が始まった。 まずトップバッターは、ダックスープという若手…
14.酒井くにおとおる 劇場の公演の出番順というのは、若手から始まり、最後の方は、その劇場…
15.技術があるから簡単に見える 浪花座の公演を見終わった。 半分勉強する感覚で見ていたからか、おもしろいという気持ち以上に、演者皆さんの技術になるほどと感心するような気持ちになった。 「ちょっと頑張れば自分にもできるかも」という、素人によくある錯覚めいた感覚にも少しなったが、一方で冷静な自分もいて。 あくまで技術があるから簡単そうに見えるわけで、実際には素人が簡単にできるなんてもんでは決してなかろうとも思った。 野球でいうと、こういうことだろう。 守備がめちゃくちゃ