【全文無料】令和のアルカディアスナイツ~ループもあるよ~【オリジナル】
どうもこんにちは!ひの広場のオクタンです!
今回はデュエキングMAXで超絶強化された、妨害も即死ループもできる実戦的なナイトデッキを解説します。
デッキ価格も大体1万円以下で済むため、ナイトのエモさに惹かれた方も作成しやすいデッキになっていておすすめです!
戦績(増えたら更新)
10/24 フォルバルトCS オクタン 3-2 18位
10/24 フォルバルトCS てぃす 4-1 本戦1没
10/25 VDuelCS てぃす 3-2 本戦1没
11/3 マッドシティ杯 ミニCS オクタン 3位 11/7 ババロコCS(アドバンス) てぃす 4-2 18位
※本記事は投げ銭式になっております。
1.デッキレシピと構築解説
《魔光ドラム・トレボール / 魔弾バレット・バイス》×4
《魔光ドラム・トレボール》×4
このデッキの初動となるカード。
2ターン目に出すことで、
・3ターン目に《魔弾バレット・バイス》がナイト・マジックありで使用できる
・多色をマナに置きつつ《魔弾グローリー・ゲート》をナイト・マジックありで使用できる
といった3ターン目以降の動きを大幅強化することができます。
特にツインパクトの方は呪文でもあるため回収しやすく、複数並べて1ターンに何度もナイト呪文を連打することができ、非常に強力です。
2ターン目に出せた時の出力を重視して、最大枚数の採用です。
《魔光王機デ・バウラ伯 / 魔弾グローリー・ゲート》×4
《魔弾グローリー・ゲート》×1
上面は呪文回収&ブロッカーで、現代デュエマでは一歩足りない性能に見えますが、ループに必要かつ防御の要です。
(詳しい動きは後のループ解説にて)
下面はこのデッキの基本的な手札補充手段となります。(回収は強制です)
基本的にはナイト・マジックを狙って場にナイトがいる状況で使用します。ただし、赤単などの速攻相手には《魔弾アルカディア・エッグ》を有効トリガーにするために、ナイトの有無にかかわらず最優先で使用することがあります。
また、このカードはデッキボトムを固定させることができるため、ループに必要なカードのボトム落ちを防ぐことができます。
コンボに必要なカードをボトムに送った場合は、頑張って下から何枚目にあるか頑張って記憶してください。
ツインパクトでない《魔弾グローリー・ゲート》もあわせて5枚採用となっていますが、後述する《天雷の導士アヴァラルド公》とあわせて序盤にリソースを確保するカードが9枚体制となり、入念なテストプレイした結果この枚数がちょうどよいと判断されました。
プレイのコツとしてはツインパクトの方はなるべくマナに置かないことをおすすめします。マナ回収ができないためループルートが1つ減ります。
《暗黒鎧 ソノマンマ》×1
シールドを回収できる「ナイト」。
《トラップ・コミューン》で巻き込んで破壊することができるため、ループの過程で何度も出してすべてのシールドを回収できます。
実はシールド・セイバーも非常に有用で、
横に《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》がいれば、相手がシールドを割ろうとすると必ず《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》の効果が発動できる状態になります。
これを利用した有限耐久ループも存在します。1枚入れるだけでルートが広がるため1枚だけの採用です。
《天雷の導士アヴァラルド公 / 魔弾アルカディア・エッグ》×4
上面は大体2枚くらい回収できるリソース確保&ナイト・マジック誘発用ナイト。呪文回収枚数は任意のため、このカードのせいでデッキ切れになる心配はありません。
下面は貴重な除去と条件付き《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》を踏み倒しカード。(《魔光大帝ネロ・グリフィス》指定ですが、Ⅱ世も問題なく出ます)
「破壊してから踏み倒せる」という順番が非常に強く、
《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》などのメタカードを破壊したうえで、邪魔されずに《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》を出すことができます。
マナコストが5なのも大変優秀であり、《奇天烈 シャッフ》の宣言が3,4,5,6でどれも裏目がある状態に持っていきやすく相手のミスを誘えます。
このカードと《ヘブンズ・ゲート》があるおかげで速攻への勝率が担保できるため、最大枚数の採用です。
《トラップ・コミューン》×2
「ナイト」を指定して自分のクリーチャーを破壊し、《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》の効果を使用するカード。
破壊するカードは「好きな数」なので、指定したナイトを全て破壊する必要はありません。
ループの要となるカードですが、フィニッシュ前に1枚あればいいため2枚の採用となっています。
《魔弾バレット・バイス》×4
最速3ターン2ハンデス呪文。
このカードは相手の手札を枯らした後はお役御免…ではありません。
特定の状況下では、シールドを1枚割ってはハンデスを繰り返す動きに使用することができます。
その動きはさながらラビガリュ。それも相手にターンを渡さずに行えます。
(詳しい動きは後のループ解説にて)
ハンデスを想定していないデッキが多く、複数回使用することで真価を発揮するカードのため、ツインパクトもあわせて最大の8枚採用です。
《ヘブンズ・ゲート》×4
殴るデッキへの最終兵器。
速攻相手にトリガーで使えば大体そのまま勝つのはもちろん、《魔弾グローリー・ゲート》等で手札に蓄えた大型ナイトを一気に出して勝負を決めに行くのにも使います。
実はループの初期盤面に持っていくために使うことも多いです。
《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》の効果ストックが複数ある場合、
手札にある《魔光王機デ・バウラ伯》をこのカードで場に出し、ループ初期盤面を構築することがあります。
《金剛の断ち 那暮/ダイヤモンド・カッター》×1
殴って勝つルート(通称暴力ルート)に使用するカード。
上面は速攻相手に仕方なく《ヘブンズ・ゲート》で出すことがあるくらいで、基本使用しません。
下面は「攻撃することができない効果をすべて無視する。」というデュエマの中でも非常に強いゲームのルールを改変するテキストを持っています。
具体的には、
・《魔光王機デ・バウラ伯》が攻撃可能に
・《六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》で1回しか攻撃できない効果を無視
・相手のGSや《猛菌 キューティ-2》 の攻撃不能効果を無視
などがあります。
1枚あれば十分仕事をするカードなので、1枚だけの採用です。
《煉獄魔弾グレイテスト・ゲート》×2
2体墓地から出す、ループにも守りにも使える万能カード。
あらゆるループで使用します。
墓地から出す対象は基本的にナイトなので、盤面がからの状態で使用しても自動的にナイト・マジックの条件を満たすことができます。
《魔光ドラム・トレボール》の軽減対象でもあるため、《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》に頼らずとも6~7ターン目に使用することが可能です。
フィニッシュ時に1枚あればいいものの、シールドにすべて埋まると困るため2枚の採用としています。
《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》×4
超絶パワーカード。
《ヘブンズ・ゲート》で出せば盤面に大きな圧をかけられるだけでなく、無限墓地肥やしループや暴力ルートで大活躍します。
すべての能力がこのデッキと噛み合っているため、火のカードはこれだけですが入れる価値が大いにあります。
間違いなく4枚確定採用のカードです。
11/4 追記 多色事故の緩和&一枚使えれば十分ではあるので3枚採用にして初動か受けを増やすのもありです。
《アルカディア・スパーク》×1
ループフィニッシュ兼受け札。
このカードを無限に使うことで相手の山札切れを狙えます。
トリガーで踏んでもよし、ロマイオン効果で唱えて盤面を取りに行くもよしと性能が非常に高いカードです。
最近は数を減らしましたが、《アルカディアス・モモキング》を除去できる点も評価が高いです。
しかし、色があっていない&基本はループのフィニッシュでしか使用しないため1枚のみの採用です。
名前が「アルカディア」でこのデッキとマッチしてるのも偶然ですがエモくていいですね。(ナイトもつけてくれ)
《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》×4
このデッキのリソース回復&ループパーツ&防御の要を担う主役カード。
出すために使ったリソースを大きく回復しつつ、《煉獄魔弾グレイテスト・ゲート》の蘇生対象も墓地に落としてくれるイケメンです。
「山札の上から5枚を表向きにしてもよい」のため、表向きにしなければ山札切れは起きません。大体出し得です。
《魔弾アルカディア・エッグ》か《ヘブンズ・ゲート》で早めに場に出し、相手に圧をかけつつループの準備を進めましょう。
このカードでこのデッキは成立しているため、絶対に4枚確定採用です。
2.採用候補カード
《剥楯!月光MAX》
《アルカディアス・モモキング》を除去できる上に、ループに組み込めばシールドを全て墓地に落とせる優秀なカード。
しかし多色でかさばりやすく、そもそも環境から《アルカディアス・モモキング》が減ってきていることもあり、《暗黒鎧 ソノマンマ》に枠を譲りました。
《黒神龍ブライゼナーガ》
シールドに埋まったコンボパーツを一気に回収できるカード。
ただしコストが6と重く、どうしようもなくとりあえず出すにはトリガーの枚数も足りないため、よりデッキと噛み合う《暗黒鎧 ソノマンマ》を優先して入れています。
《魔天降臨》
ハンデス後に撃つと一気に勝ちに繋がるカード。
ハンデスデッキの黄金ムーブとして一気に逆転の芽を摘むことはもちろん、ループに絡めればマナも手札も0の状況にすることができます。
しかし、現環境ではそこまでやる必要はなく、ややオーバーキル気味のカードに感じられます。環境次第では採用してもいいカードです。
《闘うべき時!!》
5回撃つだけで勝てるEXWINカード。
《アルカディア・スパーク》と選択ですが、単色であるからと言って不要な火文明、S・トリガーなしと劣る点が多いカードです。
もし今後火文明のナイトが増えるようであれば採用することもあるかもしれんせん。
《百発人形マグナム》
場にいるとループがめちゃくちゃ簡略化されるカード。
呪文とクリーチャーの踏み倒しでどんどん破壊できるので、1枚入れるだけでかなり簡単にループできるようになります。
しかし、メタとしての性能は現代では一歩劣り、ナイトでもないので《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》の効果で墓地に落として復活させるか、4コスト払って出すしかありません。
《トラップ・コミューン》で事足りるので、今回は採用を見送っています。
《絶望と反魂と滅殺の決断》
黒い万能カード。
ただしこのデッキでは蘇生効果は《魔光ドラム・トレボール》しか対象がなく、いまいちその強さを発揮できません。
ハンデスはこのデッキと噛み合いますが、それも《魔弾バレット・バイス》で十分のため、おしいカード止まりになっています。
《天使と悪魔の墳墓》
ループ始動もできるカード。
同時破壊の裁定変更により、かなり使いづらいものの一応ループが可能です。(https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31430/)
マナ置きにとても気を遣う必要ができる上、どうしてもループできない時もあるため《トラップ・コミューン》を優先して採用しています。
《邪魂転生》
場のナイトを一斉に破壊しつつリソースを稼げるカード。
最初は入っていましたが、ドローが強制のためループには使用できず、そもそもリソース確保カードは十分あるので自然に抜けていきました。
ループに入る準備としては最高クラスのカードなので、枠があれば1枚くらいは入れてもいいかもしれません。
ここからはループ&プレイング担当のてぃすくんにバトンタッチします。
3.ループルート解説
どうもこんにちは!ひの広場のてぃす(tis_DMP)です!
このデッキには多数のループがある為、早速解説に移らせていただきます!
・アルカディアスパークLOループ
このデッキで狙う一番オーソドックスで簡単なループになります。
■初期盤面
場:《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》(以降ネロと記載)1体以上
手札:《煉獄魔弾グレイテスト・ゲート》、《アルカディア・スパーク》
墓地:《魔光王機デ・バウラ伯》×4、《トラップ・コミューン》
ストック:《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》の効果が4回以上
手順
①《ネロ》効果を使い手札から《グレイテストゲート》を使用。墓地から《デバウラ伯》を2体蘇生。(ネロストック残り3)
②《デバウラ伯》の効果で墓地から《グレイテストゲート》《トラップコミューン》を回収。
③《ネロ》効果を使い手札から《アルカディアスパーク》を使用し、相手に1ドロー。(ネロストック残り2)
④《ネロ》効果を使い手札から《グレイテストゲート》を使用。墓地から《デバウラ伯》を2体蘇生。(ネロストック残り1)
⑤《デバウラ伯》の効果で墓地から《グレイテストゲート》《アルカディアスパーク》を回収。
⑥最後の《ネロ》効果を使い、《トラップコミューン》を使用。種族【ナイト】を指定し《デバウラ伯》4体を破壊。
⑦ナイトが4体破壊されたので、《ネロ》効果が4回貯まる。
⑧ ①に戻る。
上記ループは初期盤面で《トラップコミューン》が墓地にある状態でもループ可能です。
・有限無限打点生成ループ(暴力ルート)
有限無限の文字列がちょっと頭悪いですがこのデッキで2つ目によく使うループです。
■初期盤面
場:《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》1体以上、《真邪連結バウ・M・ロマイオン》(EXシールドあり)、《魔光王機デ・バウラ伯》2体
手札:《煉獄魔弾グレイテスト・ゲート》、《トラップ・コミューン》
墓地:《ダイヤモンド・カッター》(手札でも可)、+α(場に出せるクリーチャー)
手順
①《ロマイオン》で攻撃時、手札から《トラップコミューン》を使用。
②種族【ナイト】を宣言し、《デバウラ伯》2体と《ロマイオン》を破壊。
③《ロマイオン》はEXシールドで場に残り、《デバウラ伯》2体が墓地に置かれます。(ネロストック残り2、ロマイオンストック残り1)
④《ネロ》効果を使い、手札から《グレイテストゲート》を使用。墓地から《デバウラ伯》を2体蘇生。(ネロストック残り1、ロマイオンストック残り1)
⑤《デバウラ伯》の効果で墓地から《グレイテストゲート》《トラップコミューン》を回収。
⑥《ネロ》効果を使い、手札から《トラップコミューン》を使用。種族【ナイト】を指定し《デバウラ伯》2体《ロマイオン》を破壊。(ネロストック残り3、ロマイオンストック残り1)
⑦《ネロ》効果を使い、手札から《グレイテストゲート》を使用。墓地から《デバウラ伯》を2体蘇生。(ネロストック残り2、ロマイオンストック残り1)
⑧《デバウラ伯》の効果で墓地から《グレイテストゲート》《トラップコミューン》を回収。
⑨《ネロ》効果を使い、手札から《グレイテストゲート》を使用。墓地から《ロマイオン》、+α(出せるクリーチャー)を蘇生。(ネロストック残り1、ロマイオンストック残り1)
⑩《ロマイオン》の効果で墓地から《グレイテストゲート》《ダイヤモンドカッター》を回収。(ネロストック残り1、ロマイオンストック残り1)
⑪《ロマイオン》の効果を使い手札から《ダイヤモンドカッター》を使用。(ネロストック残り1)
⑫ ①に戻る。
上記ループは《ロマイオン》にEXシールドが付いていない状態からでもループ可能です。
・ラビガリュ戦法ループ
このループは上記の「有限無限打点生成ループ」からの派生になります。
簡単に言えばシールドブレイク→ハンデス→シールドブレイク→ハンデスを繰り返して相手のハンドを枯らし続けると言ったループになります。
■初期盤面
場:《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》1体以上、《真邪連結バウ・M・ロマイオン》(EXシールドあり)、《魔光王機デ・バウラ伯》3体
手札:《煉獄魔弾グレイテスト・ゲート》、《トラップ・コミューン》
墓地:《ダイヤモンド・カッター》(手札でも可)、《魔弾バレット・バイス》(手札でも可)
手順
①《ロマイオン》で攻撃時、手札から《トラップコミューン》を使用。
②種族【ナイト】を宣言し、《デバウラ伯》3体と《ロマイオン》を破壊。
③《ロマイオン》はEXシールドで場に残り、《デバウラ伯》3体が墓地に置かれます。(ネロストック残り3、ロマイオンストック残り1)
④《ネロ》効果を使い、手札から《グレイテストゲート》を使用。墓地から《デバウラ伯》を2体蘇生。(ネロストック残り2、ロマイオンストック残り1)
⑤《デバウラ伯》の効果で墓地から《グレイテストゲート》《トラップコミューン》を回収。
⑥《ネロ》効果を使い、手札から《トラップコミューン》を使用。種族【ナイト】を指定し《デバウラ伯》2体《ロマイオン》を破壊。(ネロストック残り4、ロマイオンストック残り1)
⑦《ネロ》効果を使い、手札から《グレイテストゲート》を使用。墓地から《デバウラ伯》を2体蘇生。(ネロストック残り3、ロマイオンストック残り1)
⑧《デバウラ伯》の効果で墓地から《グレイテストゲート》《トラップコミューン》を回収。
⑨《ネロ》効果を使い、手札から《グレイテストゲート》を使用。墓地から《ロマイオン》、《デバウラ伯》を蘇生。(ネロストック残り2、ロマイオンストック残り1)
⑩《ロマイオン》の効果で墓地から《グレイテストゲート》《ダイヤモンドカッター》、《デバウラ伯》の効果で墓地から《バレット・バイス》を回収。(ネロストック残り2、ロマイオンストック残り1)
⑪《ロマイオン》の効果を使い手札から《ダイヤモンドカッター》を使用。(ネロストック残り2)
⑫ 《ネロ》効果を使い、手札から《バレット・バイス》を使用。(ネロストック残り1)
⑬(効果が残っている場合)《ネロ》効果を破棄し、《ダイヤモンドカッター》によって攻撃可能になった《デバウラ伯》でシールドをブレイク。
⑭ ①に戻る。
このループをすることで例えば《ドラゴンズサイン》や《ボルシャック・ドギラゴン》、《ヘブンズゲート》と言った受け札を無効化することが可能です。ただ、1周するごとに山札が1枚ずつ減るので残りの山札枚数にだけ注意が必要です。
・無限耐久ループ(相手依存)
お次は相手依存ではありますが、【パワー4000以上のクリーチャー】の攻撃であれば無限耐久することが可能なループになります。
■初期盤面
場:《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》1体以上、《魔光王機デ・バウラ伯》1体以上
手札:《煉獄魔弾グレイテスト・ゲート》
手順
①相手のパワー4000以上のクリーチャーの攻撃に対し、《デバウラ伯》でブロック。
②ナイトが破壊されたので《ネロ》効果が1回貯まる。
③《ネロ》効果を使い、手札から《グレイテストゲート》を使用。墓地から《デバウラ伯》を蘇生。
④《デバウラ伯》の効果で墓地から《グレイテストゲート》を回収。
⑤ ①に戻る。
最近は赤黒邪王門等の強力なビートデッキが増えてきているので割と使うループです。
・有限耐久ループ
上記の無限耐久ループはパワー4000以上のクリーチャーでの攻撃でないと耐久出来ませんが、このループはシールドが1枚残っていれば山札の数だけ耐久することが可能です。しかも一度耐久するたびに相手のクリーチャーを1体破壊することもついでに出来ちゃいます!
■初期盤面
場:《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》1体以上、《暗黒鎧ソノマンマ》
手札:《煉獄魔弾グレイテスト・ゲート》、《トラップ・コミューン》
墓地:《真邪連結バウ・M・ロマイオン》
シールド:1枚以上
手順
①相手のクリーチャーの攻撃を《ソノマンマ》のシールドセイバーを使い自壊。
②ナイトが破壊されたので《ネロ》効果が1回貯まる。
③《ネロ》効果で、手札から《グレイテストゲート》を使用。墓地から《ロマイオン》《ソノマンマ》を蘇生。
④《ソノマンマ》の効果で《ロマイオン》のEXシールドを対象に取り回収。
⑤《ロマイオン》効果で手札から《トラップコミューン》を使用。種族【ナイト】を指定し、《ロマイオン》1体を破壊。
⑥ 《ロマイオン》登場時効果で墓地から《グレイテストゲート》《トラップコミューン》を回収。
⑦ ①に戻る。
これにより有限の耐久をすることが可能になります。また、⑤の段階で《ネロ》効果を1回使用できるので、盤面を展開したり、状況に応じた呪文を撃つことも可能です。
・無限墓地肥やしループ
山札を1枚ずつ削れるループなので欲しいカードが落ちるまで行えるループになります。
■初期盤面
場:《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》1体以上、《真邪連結バウ・M・ロマイオン》(EXシールドあり)、《魔光王機デ・バウラ伯》2体
手札:《煉獄魔弾グレイテスト・ゲート》、《トラップ・コミューン》
①《トラップコミューン》を使用。種族【ナイト】を指定し《ロマイオン》《デバウラ伯》2体を破壊。(ネロストック残り2、ロマイオンストック残り1)
②《ネロ》効果を使い、《グレイテストゲート》を使用。《デバウラ伯》2体を蘇生。(ネロストック残り1、ロマイオンストック残り1)
③《デバウラ伯》の効果で墓地から《グレイテストゲート》《トラップコミューン》を回収。
④《ネロ》効果を使い、《トラップコミューン》を使用。種族【ナイト】を指定し《ロマイオン》《デバウラ伯》2体を破壊。(ネロストック残り3、ロマイオンストック残り1)
⑤《ネロ》効果を使い、《グレイテストゲート》を使用。《デバウラ伯》2体を蘇生。(ネロストック残り2、ロマイオンストック残り1)
⑥《デバウラ伯》の効果で墓地から《グレイテストゲート》《トラップコミューン》を回収。
⑦《ネロ》効果を使い、《グレイテストゲート》を使用。《ロマイオン》を蘇生。(ネロストック残り1、ロマイオンストック残り1)
⑧《ロマイオン》登場時効果で墓地から《グレイテストゲート》を回収。
⑨ ①に戻る。
このループをすることで、山札から欲しいカードを墓地に落とすことができ、1周ごとに《ロマイオン》のストックが増えるため、手札から呪文を打ち放題です!(山札が1枚ずつ減るので枚数にだけ気を付けよう)
・任意のクリーチャーの登場時効果(cip)無限ループ
これはまぁまぁ大事なループになります。ループに必要なパーツを探す際に非常に便利なループです。
■初期盤面
場:《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》1体以上
手札:《煉獄魔弾グレイテスト・ゲート》
墓地:《魔光王機デ・バウラ伯》×3、《トラップ・コミューン》、効果を使いたい任意のクリーチャー(以降αと記載)
ストック:《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》の効果が4回以上
手順
①《ネロ》効果を使い手札から《グレイテストゲート》を使用。墓地から《デバウラ伯》を2体蘇生。(ネロストック残り3)
②《デバウラ伯》の効果で墓地から《グレイテストゲート》《トラップコミューン》を回収。
③《ネロ》効果を使い手札から《グレイテストゲート》を使用。墓地から《デバウラ伯》《α》を2体蘇生。(ネロストック残り2)
④《ネロ》効果を使い、《トラップコミューン》を使用。種族【ナイト】を指定し《デバウラ伯》3体と《α》を破壊。
⑤ナイトが4体破壊されたので、《ネロ》効果が4回貯まる。
⑥ ①に戻る。
このループをすることで、例えば《アヴァラルド公》を蘇生し欲しい呪文を探したり、《ソノマンマ》を蘇生し盾落ちケアをすることが可能です。
上述しているループ以外にも細かなルートがあったりします。非常に多数のルートが存在しているため是非回してみてください!!
4.対面ごとのプレイング
さて、ここからは各対面へのプレイング解説をしていきます。
赤単我我我 有利対面
先行の場合は2ターン目《魔光ドラム・トレボール》から3ターン《魔弾バレット・バイス》を狙います。
ただ、後手2ターン目に《カンゴク入道》を出されていた場合、3ターン目に走られる可能性が上がるので、盾の要求値を上げるために《魔弾グローリー・ゲート》を撃ち《魔弾アルカディア・エッグ》から《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》を出せるようにする動きも意識します。
後攻の場合は相手の3キルには間に合わせられないのでトリガーを踏むかどうかのゲームになります。しかし、最近の赤単は4キルを安定してしてくる型が増えつつあるので後攻でもなんとかなります。
赤緑ドギラゴン閃 有利対面
基本的にトリガーをケアできる札がないので1枚踏むだけで勝ちに直結します。《ヘブンズ・ゲート》を踏んだらほぼ勝ちです。
《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》も自分からプレイしづらいため、ハンデスもよく効きます。フィニッシュ時もハンデスを絡めると、《ボルシャック・ドギラゴン》もケアできて楽に勝てます。
シータドギラゴン閃 微有利対面
ハンデスしつつ《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》の早期着地を狙います。
一般的には《アルカディアス・モモキング》や《奇天烈 シャッフ》があるからシータが有利だろうと思われますが実はこのデッキ対応出来ちゃいます。
《奇天烈 シャッフ》で止めたい呪文のコストが全てバラけているんですよね。序盤であればハンデスを嫌って4を止めますが、そうするとリソース回復札がフリーになりますし、《ヘブンズ・ゲート》を嫌うと《魔弾アルカディア・エッグ》から《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》が着地したりします。
また、《煉獄魔弾グレイテスト・ゲート》《アルカディア・スパーク》が見えていればループデッキと思い8を止めてくることがあります。その際盤面の《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》がついでに攻撃不能になってしまいますが《ダイヤモンド・カッター》を駆使することで柔軟に立ち回ることが出来ます。
現在《アルカディアス・モモキング》の採用が減少傾向にある為より勝ちやすくなっています。ただ、早期の《アルカディアス・モモキング》の着地は少々厳しい面もあります。
《ヘブンズ・ゲート》から《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》を2体出した返しに《奇天烈 シャッフ》で宣言8をしてきたドヤ顔の相手に《ダイヤモンド・カッター》で分からせてあげましょう。
赤黒邪王門 有利対面
相手の平均キルターンである4ターン目までに、《魔弾バレット・バイス》《魔弾グローリー・ゲート》をプレイすることを目指し、相手の攻め手を減らすか受けの択を増やすことを意識します。
他の殴ってくるデッキ相手では基本的に《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》がとても心強いのですが、この対面の場合《バサラ》が裁定で強化された都合上、《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》の方が強く出られます。優先してキープしましょう。
《バサラ》の裁定変更はこちら(https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31642/)
ジョー星ゼロルピア 不利対面
このデッキ唯一の無理対面とも言えます。
3ターン目2ハンデスをすることで一度テンポを落とすことが可能ではありますが、《Disジルコン》や《罪無 ウォダラ垓》が何故か墓地からも出てくるため《希望のジョー星》を貼られてトップ《ゼロ・ルピア》をされるだけで負けまで行く時があります。
しかもこちらはハンデス連打後《魔弾グローリー・ゲート》《天雷の導士アヴァラルド公》を使いリソースを回復するターンが1ターンある為隙が生まれます。
その間に引かれてぐーるぐるなんて日常茶飯事です。環境から姿が消えてくれることを願っています...。
5C系統 有利対面
ハンデスを最優先に動きましょう。
ある程度ハンデスすると、こちらの準備をする隙ができるため、
《魔弾グローリー・ゲート》を複数回撃ったり、《魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世》の早期着地でアドバンテージを稼いだりします。
基本的にはアルスパループを狙いますが、それでトップ解決されると本末転倒なので、ハンデスを絡めつつ暴力ルートでなるべく早めの決着を目指しましょう。
展開前にトップで《砕慄接続 グレイトフル・ベン》や《聖魔連結王 ドルファディロム》叩きつけられたら泣きましょう。
希望の解説してほしい対面があれば、てぃす@ひの広場(@tis_DMP)のDMまでお気軽にリクエストください!
5.さいごに
ここまで読んでいただきありがとうございます。
質問があればオクタン@ひの広場(@okutan_the_aeon)か、てぃす@ひの広場(@tis_DMP)にお気軽にどうぞ!
Youtubeでデュエマに関するライトな動画をあげています。ぜひご視聴とチャンネル登録をお願いします!
このデッキが参考になった方は投げ銭をしてくださると泣いて感謝します!
今後も記事を作成するモチベにも繋がります!
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