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キャンバスと絵の具を持ち歩いて

人生は一度きりなんて言うけれど
「一度きり」なんて人生の「どこ」にかかっているのだろう?

人生は一度きりと思っていた
「人生はいつからだって変えられる」なんて言われた
そこでふと思った
人生は一度きりじゃない
「人生」と「一生」の違いだ
人生はその人が経験してきたもののアルバムだ
一度きりなのは一生で
一生は人が生まれてから死ぬまでの概念の話だ

だから人生はやり直せる
私の一生の中に、人生が入っている
私の人生は一色じゃない
何色でも使える
一生がキャンバスなら、人生は絵の具だ

何度でも始められるさ
挑戦するたびに生まれるのは
新しい絵の具という可能性が広がる色だけだ

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