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寿司打をプレイする20歳 -2021年10月17日

10月ってもう17日なの?ちょっと早すぎやしない?

この1ヶ月くらいで成長したことと言えば、noteをもっとコンスタントに書くためにタイピングの速度を上げる努力をしたくらいかな。小学生の頃に学校のパソコンルームで延々とやっていた寿司打(タイピング練習ができるフリーゲーム。寿司をモチーフにしている。)を大学生になってまでやると思わなかったよ。

自分はMac Book Airでnoteを書いてるのだけれど、驚くべきことに、noteを始めてすぐの頃はスマートフォンで書いていた。しかも自分はフリック入力が苦手で、未だにぽちぽちタップ入力をしている。それでも文字を打ち込む速度はだいぶ早いって言われるんだけどね。それこそ、MUJIカフェとかでデリを食べながら打ってた。note編集部のお気に入りマガジンに登録されたミュシャの記事とかは自宅でMacで打ち込んでたんだけど、こっちの方が圧倒的に文章が見やすい気がするな。完敗。スマホ完敗ですわ。

さて、そろそろ日記を書きます。今日、私はとあるスーパー銭湯に行ってきました。

風呂入って、館内着でご飯食べて、漫画読んで、寝る。多分、「天国」っていう概念を考えたのって、こういう場所を思いついた人と同一人物なんだろうな。とにかくみんなスッピンで年齢関係なく床に転がってスマホ触ったりしている。家かよ。でも、こういう空間は家みたいに落ち着く。

私は「絶叫学級」と「ちびまる子ちゃん」を読んでた。躁鬱のチョイスだな。

で、隣でカップルがイチャイチャし始めて、かなりムカついて「おやすみプンプン」を読み始めた。何も、自分から鬱にならなくて良いのに、落ちる時はとことん落ちたくてこういう自傷行為をしてしまう。カップルの女の方、館内着じゃなくてグレーのニットに花柄のスカート着て、メイクもバッチリで、かなり気合が入っていると言わざるを得なかった。多分、一緒に来ていた男のことがめちゃくちゃ好きなんだろうな。自分もこういうところがあるので分かるのだけれど、スパ銭でやるのはちょっと違わないか?デリケートな女におやすみプンプンを読ませる遠因になったことをちっとも知らないんだろうな。(当たり前だろ)

プンプン、読み直すたびに違ったグロテスクさがあって辞められない。前回は何てこともなく読み飛ばしていたであろうモノローグが急に凄く胸をざわつかせたりしてくる。全方位、ありとあらゆる鬱の入り口を網羅しているって凄いと思う。どの視点で読んでも何に感情移入しても最終的にどうしようもなく鬱になる。

今回自分が鬱になったのは、プンプンが愛子ちゃんと再会して、ラブホテルで押し倒したときの独白だ。

僭越ながら、君を不幸のどん底に叩き落としたい。(おやすみプンプン)

そうだよな。こうでなくちゃいけない。ある意味プンプンは誠実じゃないか。

愛してるとか、幸せにしてあげたいとか、そういうのと全く変わらない。こういう自分勝手なオナニーに好きな女を使うのが結局一番気持ち良いんじゃないのだろうか、自己中心的なところが少なくともある男性諸君においては。みんながみんなそうってわけではないけれど、結局、子供を産んだりするのって男と女の共同オナニーでしかないよなって思う。それをセックスって呼ぶんですよという指摘はさておき、なんか良く分かんねえような、的を射てない、薄らぼんやりした「幸せな家族」を描いたドラマとか映画に脳が溶けてるんだ。

どれだけ金があっても、あるいは無くても、最終的に行き着く幸せが「子供を作ること」って。子供を育て上げても、あるいは中途半端に育児放棄しても、「親子」というワードを使えば感動ストーリーができるもんな。子供は親ガチャ外れだよな。親の壮大なオナニーに付き合わされて。感動ポルノで飯が食えたら良いんだけどな。子供が救いを見つけられたら良いんだけどな。最近は何でも「自己責任」って言われちゃうけど、生まれたことは自己責任ではないでしょ。勝手に錬成されて、家族の中の子供という立ち位置を全うするための謎の期待かけられて、最終的に自己責任でポイは流石に辛いでしょ。家族というものを作りたいっていう目的で迎え入れられた駒で、あくまで親が作っている巨大パズルのピースとして突如はめ込まれただけなのに。クソ迷惑ですよ。

良く、「シングルマザーの貧困」とか「ある家族の貧困」としてクローズアップされてるけど、そりゃ金のない家庭の子供は需要がないから当たり前ですよ。教育にお金もかけられない、でも子供は欲しい、この場合の「子供」って何を指すんですかね?明らかにこの世の中に要らないものをエゴで作ろうとしてるんだから。

なんか、ヘイトで申し訳ない。けど、要らない人間というのは本当に存在する。その人が根本的に要らないのではなく、社会的に明らかに何の需要もないけどただ増えている人間というのは絶対存在する。

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