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変化の先で、待ち合わせをしよう。

最近もまぁ友達とふざけてばかりいる人生なのだが、本当にふざけていて書くほどのことはない。だけど敢えて書き残したいのが今日の気分である。

事の発端は、ある友達から夜中になんか“悩んでます“って感じのテンションでLINEが届いた。

「夜中にいきなり来る意味深なLINE」「急な電話」には必ず早急に対応せよ、というマイルールが私にはあり、その悩んでますって感じにどう対応するのがいいか、私もまた悩んでいた。

その内に、「あ〜これ知ってるわ。ラジオのお便りコーナー」などと、とんだ私のクリエイティブな勘違いから、友達の悩んでいる風LINEにラジオパーソナリティ風返しをすることにしたのだ。

(本当は元気付けてあげたかったなんてこと、秘密にしてくれ)

それで私は音楽への導入まで、しっかり書いた台本をLINEで送り付けた。そうしたらまた違う友人が、面白がって悩みを送ってきたので、また同じように返したわけだ。

最初こそふざけていたが、内容は本当に切実で
「これはジェーン・スーに送るやつなんよ」
というレベルに仕上がっていたので割愛するが、私の返答の中にあったフレーズが自分でもなんだかえらく気に入ったので、その話から展開しようと思う。

ちなみにLINEを知っているお友達は、悩んだらお便りを送ってくれたっていい。私がそれっぽいペンネームを付けて完璧なトークで真剣に原稿を返そうではないか。これは、どうかひとりで悩まないでくれという意味だ。

変化の先で、待ち合わせをしよう。

本当に人間は、というか私は、日々変化していく。先週と今週で見ている視点や視野が変わっているのを感じるし、それは時に広がっていたりもする。きっと同じような人もいるはず。感受性が、ビンビンなのである。

そんな変化を繰り返す中でもやはり、好きなものや嫌いなもの、惹かれるものの好みはあまり変わらない。

もうそれは何度もアプデされたのに、自分にとってあまりに使い勝手がいい機能で残されたのだろう。また重ね重ね好きになったり、気に入ったりして使い古していたり、いなかったりするのだろう。すると同じように嫌いも気に入らないことも、少しずつ大きくなっているのかもしれない。

気持ちの変化は、意外と公平だ。なんか、おもしろいことに気付いてしまったっぽいぞ!

さて、私はあと何回周りの人と変化の先で待ち合わせるのだろう。私は一体いま何人の人と待ち合わせているのだろう。


今日もそんなことを考えながら、

変化の先で、待ち合わせをしよう。


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