「呪縛」なんていらない

突然ですが、私は「バカ」です。

別に自分を卑下して言ってるわけじゃなくて、私にとって「バカ」は自由を表す最高の言葉。

「私ってバカだったんだ！」そう認められたとき初めて、40年以上苦しんできた「呪縛」から一気に解放された気がしました。

私は失敗するのが怖かった。怖い理由を知りたくて「どうして怖いんだろう？」と考え抜いて、そして気づきました。

私は人から「間違ってるよ」と指摘される自分が許せなかったのです。簡単に言うと「プライドが異常に高い」。

そのプライドの背景には

・いつも正しくないといけない
・人より優秀でないといけない
・間違ってはいけない
・間違えるのは恥ずかしいこと

こういった幼い頃から刷り込まれてきた「呪縛」がありました。

私は失敗すると恥ずかしさから自分をずっと責め続けます。プライドが先行して自分の非を認められなかった頃はとても苦しかった。

でも自分は「バカ」だと認められてからは生きるのがラク。だって正しくなくてもいいんだもん、間違ったことを言っても隠したり嘘でごまかしたりして恥ずかしがらなくてもいいんだもん。

もちろん、これは私の体験であって誰にでも当てはまる訳ではないし、自分を「バカ」だと思うことを推奨してる訳でもありません。

人はみんなそれぞれ違った「呪縛」を持って生きてますよね。それを手放すということが、楽に生きられるようになる近道かもしれないってことをただ伝えたくて。。。