秋田に赴任して感じたこと
こんにちは。鎌田です。
2021/04/03の独白をお届けします。
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お題:秋田と言えば?
秋田県で生活をし始めて、今日で5日目になる。
全国転勤のある機構に入構したら、秋田県に飛ばされた。
実家は神奈川県だし、親戚も秋田にはいない。赴任先にならなければ、一生来なかったかもしれない場所である。
「私、来年度から秋田で働くんですよ」
赴任先が決まってから、何人かにその話をした。
別にかけてもらいたい言葉があったわけじゃない。卒業間際の大学4年生なんて、就職先のことぐらいしか話すことがないのだ。
「秋田に行く」と話すと、大体以下のような反応が返ってくる。
・ご飯美味しいだろうね
・お酒美味しいだろうね
・雪とか大変じゃない?
・秋田美人いるじゃん!
私が逆の立場でも、大体こんな返答をすると思う。(一番下はともかくとして)
まだ秋田に来て5日しか経っていないが、現時点で雑感を挙げてみる。
ご飯美味しいだろうね
確かに美味しい気がする。「気がする」というのは、実際よく分かっていないからだ。
まだ自炊する環境が整っていないため、この5日間は毎食外で食べている。
少なくともこの5日間で言えば、どこで食べてもそれなりに美味しかった。
ただ、だからと言って秋田の料理が美味しいかと聞かれると、それは分からない。
何故かと言うと、近場のお店が料亭や居酒屋ばかりだからだ。
私はお酒が飲めないので居酒屋には入れないし、そうなると必然的に料亭に入ることになる。
料亭なんて、一食3,4000円とかするようなお店ばかりだ。そんな値段するならどこの県で食べてもそれなりに美味しいに決まってる。
更に言えば、そもそも私の舌はポンコツなので何を食べても変わらない。
これは本当に謎なのだけど、3口ぐらい食べると味を感じられなくなることがよくあるので、マジで何を食べても同じなのだ。
こんな具合で、秋田の料理が美味しいかどうかは私には分かりかねるのである。
お酒美味しいだろうね
先ほども言ったが、私はお酒が飲めない。
この前追いコンを開いてもらった時も、主役であるにも関わらず早々に眠りこけてしまった。1杯しか飲んでないのに眠くて眠くて仕方なかった。
下手な眠剤よりアルコールの方がよっぽど効くと思う。
また最近、飲酒後の姉の身体に大量の蕁麻疹が発生し、アルコールアレルギーの疑いが持たれたことがあり、私もマジで飲んじゃいけない人である可能性が浮上した。
そんなわけで、私はお酒の美味しさなんて語ってる場合じゃないのだ。
雪とか大変じゃない?
雪に関しては、赴任した時点では流石に降っていなかったため、まだいまいち分かっていない。
しかし、4月にもなって未だに道の端に積まれた雪が残っていたり、桜の蕾が硬く閉じているところを見ると、やはり寒さは厳しいのだと思う。
アパートの玄関先に恐らく除雪に使うのであろうシャベルが置いてあったり、車の信号機が縦長だったり、停止線を知らせるための標識がわざわざ建っていたりと、冬でなくても雪を感じられることが分かったのは、秋田に来て初めて得た学びかもしれない。
秋田美人いるじゃん!
これ一番困るからやめてほしい。
あなたの頭にはもう少し上品な発想力があるはずだ。私は信じている。
これ言われたとして、例えば「いや〜もう右を見ても左を見ても美女だらけ!鼻の下伸びきっちゃって仕方ないですわ!ウヒャヒャ!」とか答えても君たち笑ってくれないでしょう。知ってるんだからな。
秋田出身の女性、出身地が秋田だって話すと「秋田美人って言うもんね〜綺麗な人だと思った!」とかめっちゃ言われるんだろうな…
架空の存在を考えて勝手に嫌な気持ちになってしまった。なんて不毛なんだ。今日はもう終わろう。
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本日の独白は以上となります。
それではまた次回。
ご清覧ありがとうございました👩
ここに文章を書くことで誰かがサポートしてくれるなんて、そんな都合の良い話あるわけないよな…いやまさかそんな…ねぇ?