山田太一さんの言葉

技術的なことは、ほんとはどうでもいい。基本的には書きたいものがあるかどうか、それを人に伝えたいという強さの問題だと思うな。(山田太一さん、『ドラマ』2024.2「追悼 脚本家 山田太一」)

僕は結局世渡り的にいろいろコネを見つけたりすることより書きたいものを持ってるか持ってないかが勝負だと思う。そして、その書きたいものが、いかに人にとって魅力的であるかどうかの問題だと思う。(山田太一さん、『ドラマ』2024.2「追悼 脚本家 山田太一」)

勉強していくとだんだん何が何だか分かんなくなってきて、実感の領域っていうのを見失ってきて、隣近所の人に対するやさしい気持なんかもなくなってね、“人類を愛する人は隣の人を愛さない”っていうドストエフスキーの言葉があるけれども、そういうふうになっていく所がありますね。(山田太一さん、『ドラマ』2024.2「追悼 脚本家 山田太一」より)

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