空港沿線に住め
内閣官房のR2年調査によると、東京圏在住者の約半数が地方圏での暮らしに関心ありという結果がでた。
私は、鉄道業界に身をおいて30年になる。
皆さんは、全世界で一番の乗降者数が多い駅は、何駅だがご存じでしょうか。
1位は新宿駅で毎日350万人がいる。
東京ドーム70回分くらいの人員が1日で乗り降りしている。
ギネスにこの記録が登録された。
2位渋谷駅、3位池袋駅と日本の駅が続く。
TOP20の内17駅を日本が占めている。
世界一都市人口が多い都市 東京の3,800万人は鉄道とともに作り上げてきた。
では、その地方で暮らしてみたい1,900万人はどこに行けば良いのか。
「空港につながる沿線に住め」だ。
注目しているのは、熊本空港、新千歳空港だ。
日本の人口が減少している中、増加している町の一つに熊本県菊陽町がある。
熊本空港がある町だ。
熊本空港の横に、台湾から半導体企業が進出をしてくる。
ソニーやデンソーの日本のそうそうたる企業の工場が設立する。
それだけではなく台湾企業も工場を設立する。
技術者も集まって来る。
稼働は来年の2024年というのにもう人が増え始めた。
熊本空港へのアクセスは、現在車かバスのみだが、JRが開通することになっている。
空に、陸につながるこのエリアは将来の発展していくだろう。
つぎの注目は新千歳空港だ。
新千歳空港の横に半導体製造の拠点が建設される。
投資額は総額5兆円だ。
日本の年間防衛予算に匹敵する。
千歳市を中心に石狩市、札幌市、千歳市、苫小牧市に先端産業が集積する。
北海道の産業構造が大きく変わる可能性がある。
本日のメッセージは地方暮らしに関心がある人は、「発展するエリアの空港への沿線に住め」だ。