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【姫麻雀】雀姬から学ぶ中国語 第5回

雀姬公式HPの何切る記事の解説(↓のリンクのやつです)を3段落に分けて翻訳する記事の第3弾となります

前の記事を未読の場合は、下にリンクを貼りますのでそちらから読むことをお勧めしています
既出の単語の解説を省略することと前の段落を飛ばすことから、一度読んでおくと今回の記事がわかりやすくなります

第2回が問題、3回4回が解説になっています


今回の記事では、「解説3段落目の本文」「日本語訳」「各単語解説」「日本語訳まとめ」の4部構成にいたします

それでは、本文に入っていきましょう

本文

比較當前實際場況:你是3位,又是親家,1位和2位都領先你非常多。你第6巡直接打出赤5索,是很引人矚目的,讓他們知道你牌進度很快了,會使他們提前進入防範,那麼打5索帶來的缺點,把微小的優勢掩蓋了,變成不是特別好的一手。更何況,你的牌大概率還是需要立直,他們越早進入防範準備越不利。
所以圓圓得出結論這裡打3索較好 ( • ̀ω•́ )✧

日本語訳

現状の場況を比較します
あなたは3着の親で,1着と2着どちらも大きなリードがあります。6巡目に直接赤5索を打つととても注目を浴び,他家にあなたの手牌の進みがとても速いと知られ,他家が防御に入るのを早めてしまうでしょう。このように打5索にデメリットが付随しており,小さなメリットを隠してしまうため,特に良い一手ではなくなってしまいます。ましてや,手牌はおおよそ立直が必要なままであり,他家が防御の準備を進めるのが早いほど不利になります。
なので、圓圓はここでは打3索が良い方だと結論付けます ( • ̀ω•́ )✧

単語解説

「實際」:「実際」
「當前實際」で「目の前の現実」となるので、合わせて「現状」とまとめて訳すのがよいでしょう

「和」:並列する名詞二つの間で「~と~」という意味になります

「都」:前の事柄について、「全て」「いずれも」という意味です

「領先」:「リードをする」という意味の動詞です

「是」:指示代名詞として「これ」という意味もあります

「矚」:「注目する」という意味の動詞です

「的」文末に置くことで強調を表す用法があります
また、動詞と目的語の間に置くことで強調を表す用法もあります

「讓」:”主語+讓+名詞+動詞”で「主語は名詞に動詞される」という受動態になります
本文での主語は「你」です

「們」:「(人)たち」という意味です
人を表す単語を前にとってセットで使います

「知道」:「知っている」という動詞です

「會」:「~だろう」という予測を表す副詞です

「使」:「~させる」という使役を意味する動詞です
”使+名詞+動詞”で「名詞に動詞させる」となります

「提前」:「前に上げる」転じて「(時間を)繰り上げる」となります

「進入」:「~に入る」という意味です

「防範」:「防備する」という意味です

「那麼」:「あのような」という代詞です
少し前の文をとって「そのような」と訳すのがよいでしょう

「帶」:「付帯する」という意味です

「來」:「来る」や「起こる」という動詞です

「把」:「把」を主語の後に用いることで、語順が”主語+把+目的語+動詞”となります
主に目的語を明確にしたい場合に使い、動詞の後に「了」が用いられることが多いです

「優勢」:「優勢」「強み」

「掩」:「覆う」という動詞です

「蓋」:「覆い隠す」という動詞です
日本語での「掩蓋」は名詞ですが、「掩蓋」で動詞として扱います

「不是」:「是」の否定形で「~ではない」という意味になります

「更」:「更に」

「何況」:「まして」という接続詞です
「更何況」で「さらにまして」となり、「ましてや」と訳すのが適当でしょう

「大概」:「おおよそ」

「率」:「確率」

「需要」:「~しなければならない」「必要がある」といった意味の動詞です

「越」:「ますます」といった意味があり、「越~越・・・」で「~するほど・・・する」という意味になります

「所以」:「それゆえ」「そのため」

「得出」:「引き出す」という意味で、「結論」を目的語に取ることが多いです
日本語で言う「結論を出す」の「出す」ですね


全文と日本語意訳まとめ


【圓圓の答案】
3)打3索

答案解析:
【打2萬3萬的情況】犧牲23萬搭子,換成35索搭子缺點:1.犧牲牌效率,2.最終聽牌,如果聽嵌張4索,就難和牌優點:1.確定滿貫
【打2索情況】打2索是一個敗招。如果期待1索:2235打掉2索,變成235,5索還是留不住。期待1索你應該直接打掉赤5索。而不是打2索。如果你期待4索:這裡應該直接拆掉23萬,而不是打2索
【打3索的情況】這種打法就是維持高牌效率,同時可以期待6索改良缺點:1.打點可能降低優點:1.牌效率高
【打5索的情況】打赤5索,接下來進14索有機會改良出平和。缺點:1.引起注意2.打點降低優點:1.牌效率高2.有機會改良出平和3.好牌先打(早打出5索,將來不會面臨要打赤5索才能聽牌的窘境)
【打9索的情況】打9索就是瞄準斷麼九的做法缺點:1.向聽倒退2.吃牌後23萬只能要四萬優點:1.可以吃牌2.確定滿貫

【最終比較】上面初步分析了各個選項的優劣。打2索是敗招,排除。打9索缺陷很明顯:【倒退】當前是好型一向聽,倒退要拆3張9索,再做牌,完全不划算。打2萬或3萬,比較一般:為了提高1翻,犧牲牌效率。立直+寶牌2=5800,其實也滿意,自己是親家,和牌還能繼續連莊。
那麼剩下就是比較【打赤5索】還是【打3索】比較點數方面:打赤5索,後面摸到1索/4索就能做出平和,彌補翻數損失打3索,後面摸到6索,拆23萬就不用打掉5索降低翻數了這麼看,打赤5索可能稍好一些。

比較當前實際場況:你是3位,又是親家,1位和2位都領先你非常多。你第6巡直接打出赤5索,是很引人矚目的,讓他們知道你牌進度很快了,會使他們提前進入防範,那麼打5索帶來的缺點,把微小的優勢掩蓋了,變成不是特別好的一手。更何況,你的牌大概率還是需要立直,他們越早進入防範準備越不利。
所以圓圓得出結論這裡打3索較好 ( • ̀ω•́ )✧

【圓圓の答え】
3)打3索

解説
【打2萬3萬】23萬の搭子を35索搭子に振替えます
欠点:1.牌効率が悪くなる 2.聴牌形が嵌4索なった時のアガり率が低い
利点:1.満貫確定
【打2索】だめです
1索引きを期待する場合:2235から2索を切すと235ですが、結局切る5索が残っているので、1索を待つなら赤5索を打つべきです。
4索引きを期待をする場合:23萬を崩します。
【打3索】牌効率が良く、6索引きでの手替わりも見れます
欠点:1.打点が下がるかもしれないこと
利点:1.牌効率が良い
【打5索】打赤5索は14索ツモで平和へ手替わりできます。
欠点:1.注目を浴びます 2.打点が下がります
利点:1.牌効率が良いです 2.平和への手替わりがあります 3.好牌先打(5索の先打ちで、聴牌時に危険度の高い赤5索を切らなければいけない状態を回避します)
【打9索の情況】打9索はタンヤオだけに絞っています
欠点:1.向聴数が下がります 2.鳴いた後に23萬の部分で4萬が必須になる
利点:1.鳴ける 2.満貫確定

【最終比較】上段でそれぞれの選択について分析しました。
打2索はだめなので先に排除します。
打9索もかなり明白な向聴戻しという欠点があります。現状は好形の一向聴なのに3枚の9索を切り崩す必要があり、手牌を組みなおすのは全く割に合いません。
打2萬3萬は他と比較して1翻高くなりますが、牌効率が犠牲になります。立直ドラ2の5800は十分であり、連荘することで加点がまだ狙えます。
打赤5索か打3索の比較ですが、まず打点を比較します。
打赤5索は後に1索/4索を持って来た際に平和にすることができ、翻数の損失は補強できます。打3索は6索を持って来た際に、23萬切りによって5索を使えるため翻数を下げなくてもよいです。そう考えると、打赤5索がほんの少し良いかもしれません。

点数状況についても考えておきましょう
3着目の親で1着2着と大きく離れています。
6巡目の赤5索切りは注目を浴び、手が速いと読まれて他家が受けに回り始めてしまうかもしれません。
打5索のそのデメリットは5索切りでのメリットより大きく、良い手とは言えないでしょう。自分の手はほぼ立直必須なので、他家が守備に回れば回るほど不利になります。
なので、圓圓はここでは打3索が良い結論付けます ( • ̀ω•́ )✧


あとがき

これでなんとか1ページ分の全訳が終わりました

日本語と似た表現がちらほらあるのが面白いところではありますね

専門用語が多く自動翻訳では上手く訳されない部分も多い文章であるため、自力で訳せるようになるのは良いことかなと思っています

雀姬HPにはまだ何切るページが他にもありますので、中日翻訳もまだまだ継続していきます

わたしの記事の日中翻訳にもいつか挑戦してみたいところです


それでは、今回の記事はここまでです

また明日の記事でお会いしましょう

指摘や質問や教授があればマシュマロコメントTwitterにてお待ちしております




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