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自分らしさが集う場所をデザインするーーLife Coaching & Life Design「COLORS」
未来を語り合い、描いていく場所――そんなコンセプトのもと生まれたのが、新事業「Communication Lounge – COLORS」です。私はこのプロジェクトのブランド構築全般を担当し、ロゴデザインやタグラインの策定、資料デザイン、そしてWebサイトのアドバイザリーなど、多岐にわたる支援を行いました。
多様性と調和を象徴するロゴデザイン
「COLORS」という名前が示す通り、このラウンジはさまざまな人々が自分の色を持ち寄る場です。そのため、ロゴデザインには「多様な個性が調和しながら輝く」という理念を反映しました。
具体的には、異なる形状や色彩が有機的に組み合わさるデザインを採用。柔らかな曲線や親しみやすいフォントを用いることで、訪れる人が安心感を抱けるようなビジュアルに仕上げました。特にこだわったのは「見る人が自然と引き寄せられる印象」を与えること。ロゴ自体が、場所の温かさや開放感を伝える「最初の接点」となるよう意識しました。
タグラインとメッセージの明快さ
サービスのタグラインには、「自分らしく、楽しく未来を描く」という想いを凝縮。これにより、利用者がこの場所で得られる体験を直感的に理解できるようにしました。言葉選びでは、専門的なニュアンスを排除し、子どもから大人まで誰にでも伝わる親しみやすさを大切にしました。
資料デザインや名刺でもこの考え方を踏襲し、統一感を持たせることで「COLORS」というブランド体験を一貫して提供できる仕組みを整えました。
「未来デザインコーチング」の可能性
このプロジェクトの核となるのが、「未来デザインコーチング」というプログラムです。コーチングという言葉はビジネスの文脈で使われることが多いですが、ここではその枠を超え、年齢や立場に関係なく一人ひとりの「未来の可能性」を引き出すサポートが行われます。
たとえば、小学生が夢を語り合い、それを具現化するプロセスで自己肯定感を育む。また、大人がこれまでのキャリアを振り返りながら、新たな目標を設定して一歩を踏み出す。そのように、「誰もが自分らしい未来を描ける場所」としての価値を提供しています。
デザインで実現する親しみやすさ
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ブランド全体のデザインにおいて最も重視したのは、場所としての「温かさ」と「親しみやすさ」を視覚的に表現することでした。具体的には、次のようなポイントを工夫しました:
色彩の選定:カラフルながらも柔らかいトーンを採用。多様性を象徴しつつ、目に優しい配色で調和を図りました。
レイアウトのシンプルさ:ロゴや資料にはシンプルなレイアウトを用い、メッセージが直感的に伝わるよう工夫しました。
フォントの選択:親しみを感じる丸みのあるフォントを使用し、視覚的にもフレンドリーな印象を強調しました。
「COLORS」が目指す未来
このプロジェクトを通じて感じたのは、「自分らしさを表現する場」の重要性です。特に現代の多様な社会では、自分の居場所を見つけることが難しいと感じる人が多い中で、COLORSのような空間が果たす役割は大きいと考えます。
また、「未来を描く」という行為は、日常における些細な不安や葛藤を整理し、前向きな一歩を踏み出すためのきっかけになります。そんなプロセスを支える場をデザインできたことに、デザイナーとして大きなやりがいを感じました。
最後に
「COLORS」がこれからどのように成長し、利用者に寄り添う場として機能していくのか、私自身も楽しみにしています。このプロジェクトが、少しでも多くの人に「自分らしい未来を描く楽しさ」を届ける一助となれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。記事へのスキやX(@okunote_tokyo)のフォローが励みになります。これからも、デザインを通じて価値を形にしていきたいと思います。
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