なんか2日目の投稿
昨日、投稿したことも忘れていたら、広島の人がすきを送ってくれた。
それで思い出した。noteに書いたんだった。それで2日目の投稿をすることにした。
昔のことはほとんど思い返したりしない、、、しかし、時々、この写真を見て思い出すこともある。
我が家の玄関に僕が1994年にとったネルソン・マンデラさんの写真を飾っている。
この時、僕はマンデラさんの追っかけみたいにしてどこにでもついて行った。この年の4月に総選挙で南アフリカ共和国の初代黒人大統領となる。
ジョハネスバーグ、プレトリア、ケープタウン、ダーバンとマンデラさんについて渡り歩いた。
本当にそばまで近づいて撮った。僕が暗殺者なら確実に仕留めることができる距離だと撮影しながら思っていた。
マンデラさん、思い返しても素晴らし人だと思う。27年間の囚人生活から解放されて大統領になった。
黒人も白人もカラード(当時南アではそう言っていた)肌の色を超えて虹の国を作ろうって国民に呼びかけた。
実際、1995年に行われたラクビーのワールドカップでは融和を図るチャンスとして、彼は率先して白人がほとんどの南アフリカ代表チーム「スプリングボクス」を応援する。
その思いが国中に広がった。南アフリカはこの大会で優勝する。
スポーツの持つ素晴らしい力だと思う。
このことは映画「インビクタス/負けざる者たち」に詳しい。
僕の最大の思い出はマンデラさんと握手したことだ。
今でも彼の手の大きさ、ふくよかさを僕の右手は覚えている。
僕は「いつも応援してます」と右手を差し出して彼に言った。マンデラさんは「そうかありがとう。日本に南アフリカのことを伝えて下さい」と笑顔で僕の手を握ってくれた。
今も僕の大切な宝として心にある。
訪問感謝。
奥野安彦