敵は本能寺にあり
明智光秀という武将が別段好きというわけではないがずっと気にはなっている
現在大河ドラマで「麒麟がくる」という明智光秀を主人公としたドラマをやっているが観たことはない
しかし、このドラマの影響でここのところ名前をよく見聞きする
僕の住んでいる町はゆかりがありガラシャをモチーフにしたゆるキャラがいるところ
もっと言えば、明智光秀が治めていた現在の亀岡市は僕の父の出身地であり先祖代々住んでいたところでもある
だからとて興味があるかと言われればそこまではないのだが気にはなる
ただ、人物は直感的に好きにはなれない
優秀な武将であり、知略謀略に長け用意周到な光秀が、突発的に起こしたとされる本能寺の変
これについていつも違和感を感じる
人の心とは実際のところ読めない
機微などわかるはずもない
僕らは常に常識にとらわれて生きている
社会の常識もあれば自分の常識、マイルール的なもので物事を判断しがちだ
良い悪いの話ではない
往々にしてそういうものだろうという話
明智光秀だけではないが、歴史上の人物を考察する際
どうしても今の常識や自分常識をもの些細としてみすぎているように思う
たった10年でも常識は変わってしまう
およそ500年も前の常識など到底わからない
信長に虐げられてたとか
変なあだ名つけられてたとか
ひどいことされてたから謀反を起こしたのだ
など、色々と因果関係を探りがちだが、大抵の場合
「これはひどいよね」
「これは謀反も起こしたくもなるわ」
と、客観的に思いがちだが
実は全くもって客観的ではなく、思いっきり主観である
ここにいつも違和感を感じる
という僕の考えも僕の主観と物差しによるものなので仕方ない
ミステリアスなことというのは、考えるだけで楽しいし
歴史とはそこにロマンがある
まぁ、「本能寺の変は、光秀がただ信長を殺したかったから起こしたものです」とも言えんわな
どうしても明智光秀は好かんが歴史的に面白い出来事には間違いない
てなわけで、今日もこれ貼っとこ
なんだかんだ明智好きじゃんっていうのは大きな間違い
ただ、なんか思いついただけ
「I am a perfect human」と聞こえてきそうなのは気のせいですからね
さて、今日も雨