おぉ、倍音
このところ、話の流れで倍音について話すことが何度かあった
その度に、、というかこれまでもそうであったのだが
倍音の説明が難しすぎるのだ
なんとかわかりやすいように説明できないものか
色々と考えを巡らせるのだが、なかなかに難しい
本のみならず、インターネットでも倍音について調べるが、もはや決まり切った説明とばかりに同じ内容がコピペのように出てくる
基音があって、整数倍音がなんたらかんたら、、
わかる人はわかっているので、「そうね、そういうことよね。これでわからないなんて、あなたバカなんじゃないの?」なんてもんである
僕だってなんとなくわかっている
しかし、ふと気づく
本当にわかっているのか?
わかっていたら人に簡単に説明できるはずだと、、
倍音音列なんて全く覚えてないし
例えば、「ド」という音には、実際に聞こえている「ド」という音以外にたくさんの音が含まれていているんですよ
と、いつも説明するが、たいていの人は「ふぇ?」となる
そりゃ、そうだ
それだけじゃ意味がわからんわな
これをいかに理解できるように
説明するのか
考えたのは、、
例えば、「ド」というのは「ド」という音が一番強く聞こえているのだけれど、それ以外にも後ろでたくさんの音がなっていて残像みたいなもので「ド」という音が形作られている
色で言えば、原色だけではなく幾つかの色を重ねて塗ることによって一つの色を表しているようなものなんですよ
倍音の具合で持って音色というやつが変わるんですよ
ほら、バイオリンとかピアノとか
と説明
これは、これはうまく説明できているのではないか
我ながら、なんとなくスッキリしてしまったぞ
よーし、やるじゃないか
そのあとにホーミーを披露したりして
ほら、まぁ、ちょっと違うといえば違うんだけど
「音が2つ聞こえるでしょ?高い方が倍音」
なんて、力技で持っていく
なんかわからんが、ホーミーするとたいていにの人が
「おー!」ってなるからね
そもそも、倍音の説明をなんでそこまでがんばらなきゃならんのだ
ってことにはなるんだけど
口琴の話が出たり、色々と倍音のことを持ち出すことが多いもんでさ
で、だいたい次の質問が
「じゃぁ、倍音が含まれてない音はないのか?」
で、ある
キタキタ、きたよー
これもお決まりだよー
「それは、一応自然界にはないと言われていて、でも人工的に作られたのがサイン波って言いましてね、シンセサイザーなんかはこれをいじって加工して音色作るわけですよ、おやびん」
てなもんである
もうやめませんか
わかっているようでわからないこと
全部わかってるつもりだよ、つもり、、
誰か、わかりやすい説明ができる人がいれば教えて欲しい
切実に、、
気になり出したら止まらない性分なもんでね、、はは、、