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滝本晃司さん――空をいだく水のひと。 水をいだく空のひと。そして流星。

みづなか抄｜奥野




滝本晃司さん。
空をいだく水のひと。
水をいだく空のひと。

その軀体は美しきひかりをやどす竜なり。
すなわち美しき日と火の化身にて朝に夕に
金色(こんじき)の雨を招(お)ぎよせる竜なり。


ほんとうに滝本さんは素晴らしき名前をさずかってこの世にお生まれになったのね…(泣)と。
名付け親はどなたなんだろう。お父さまお母さま？お祖父さまお祖母さま？
名は体を表すという通り、天体配置だけじゃなく、名前の象意もそのひとの人生をみごと体現してて心底侮れないんだよなあ…。
(私自身の本名もめちゃめちゃそうだった。しかもネイタルのホロスコープに驚くほど連動しまくってた)


◎
2020年10月3日(土)、マンダラ2の月星タイトル置き換えライブの際。
滝本さんはオヤスミを「流星」なる言葉に置き換え、曲紹介された。
その言葉を聴いた瞬間…もうもう鋭く裂かれるみたく私の時間が閃光したの。

　流れる星も雲も花の香りも君の眠りも
　次に目を閉じるまでのほんの一瞬の出来事

「流星」とはそう。私の大好きなこの歌詞に由来する言葉で、このタイトルは前年2019年9月の同特集ライブで太陽がみているだけが「流れ星」だったことを受け、滝本さん的にはひとまず区別のため短縮して付けられただけ、とも考えられるけど。

むろん私はそうは思わない。明確にこの曲にふさわしきタイトルであるご自覚のもと選ばれた言葉だと思っている。
そして私はこのオヤスミなる曲に「流星」が選ばれたことにこそ、意味深さとかけがえなさを憶えてしまって…ひたすらいまここの私の実相そのものに与う言葉として鮮烈に打たれてしまったの。

すなわち、流星。りゅうせい。この音読みの言葉こそ。
流れ星なる訓読みの言葉よりもっともっと深く遠くこの星のただひとつのこの身体で生きる日々のいとしさとまばゆさとかけがえなさを引きつれて…このオヤスミなる曲のコア。つまり歌意に、まっすぐ届いていくスピードと時間をたたえた言葉としか思えないの。

つまり、りゅうせい。この言葉の音(おん)そのもののにごりなき涼やかな響きこそが夜空をスッと一閃する流れ星の動的リアルさをより近しく体現しているのと同時に、その「リューセー」という澄んだ速度をともなう音(おん)の響きそのものが、とめどなく流れ続ける大いなる時のスピードをも想起させる久遠の言葉というか。
それこそ私の中では「流線」や「流水」に類する動的な水なる言葉として、おのずと水の流れ＝時の流れへとイメージを遥けく接近させてしまうのかもしれない。

だからこそ上記の歌詞とも共振連動して。またたくまに訪れ来て去りゆくこの星の自転公転、その円環運動のうえをゆき過ぎる時間そのものを大いなる生き死にの流路として、すべての私たちの四季と歳月と花鳥風月のきらめきをまばゆく透明にひき連れつつ、私たちの日々はこんなにもいとしく美しくかけがえなく流転のまま無限に遠ざかってゆく。何もかもすべて。めくるめくひかりの速度で。すべての私たちのはじめてのオヤスミに向かって。
すなわち「リューセー」とはメタファーとしてそれを象徴する音読みの言葉でもあると。


そしてここにも付したとおり。
「リューセー」とはその地上の日々をこんなにもまばゆくこの身の実相の中に体感させ還流させ大いなる潮流のまま透明に見送らせる美しきそれでありつつも、そこから遠く放たれたもうひとりの私が。いまここにいながらにして。地球に生きたかつての日々の私を一瞬の秒刻の中にいとしく遥けく宇宙のその場所から永遠にまなざしているかのような…そんな遠心的距離をもつ、遠来の言葉でもあって。



◎
しかもそう、このツイートにもある通り。
なんとオヤスミ／流星の閃光からほどなくして。
その流星が竜星＝ドラゴンの化身とされていることを知り、もうもう滝本さんの御名最強伝説あまりにもあまりにも桁外れに完璧すぎるじゃないかと(泣)…。

日のひかりを司る太陽のひとであると同時に　→　晃司
夜空を一閃してめぐりゆく美しき竜(竜星)のひと　→　滝本

きよき滝のもと、だけじゃなく。
雨を招(お)ぐそらなか／みずなかの美しき竜、だけじゃなく。
苗字と名前とで昼と夜とあまねく天を戴き天を統べるお名前だったなんて…。

ほんとうにどこまで突き抜けて名実ともにめちゃめちゃ美しくてカッコイイひとなの滝本さん…！！！！！！！！

しかも射手座ステリウムでこれでもかと射手座強調されまくった怒涛の射手座属性のみならず、その名そのものも夜空のドラゴンを体現してたなんて。
ほんとうに私のドラゴンヘッドそのもののひとだったなんてうれしすぎる(泣)




◎
そんななか迎えた、2020年12月15日(火) 。射手座新月の朝日。8:14頃。

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まさかの幻日そして流星のような雲まで撮れてたうれしさ。
しかも皆既日蝕の新月。めちゃめちゃ幸先よき一枚。
つかこの日の朝日、妙にまぶしいなあとは思ったけど…！

天体配置も私のドラゴンヘッド&射手座ハウスを照らす凄く凄く象徴的な配置だったし、そんな日にはじめて幻日撮れるなんてめちゃめちゃうれしすぎた(泣)…




＊
いとほしき竜よ、あまたの朝は来て　こんなにもただ此岸を生きた／奥野






は～～～～…
私この世に生まれてきて滝本さんと出逢えて。
ほんとうにほんとうに。良かったなあ(泣)…✨✨✨












（2020年12月15日ツイートをもとに再構成・大幅加筆）

（＊いとほし＝いとおし）





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