今日はイエメンごはん🇾🇪
2023.10.23
今日はイエメンごはん🇾🇪
イエメンはオマーンのおとなり、アジアの国です。首都はサヌアなんだけど、内戦によって今はアデンが臨時首都です。
その前にも北と南に分かれたり統一したり、 2011年の「アラブの春」以後はずっと内戦状態と言われています。他の国も巻き込んで、中東は息子の言葉で言えば大ピンチ。そう、大ピンチよ。
お料理です
サルタ(トマトシチューのフェネグリークソース)
ホブズアルタワ(パン)
キブダ(じゃがいもとレバーのスパイス炒め)
サルタは、アフリカのお料理でもよく作るトマトとオクラのシチューなんですが、その上にかけるソースが謎めいています。
フェネグリーク、というスパイス。これはカレー粉にも入っていて、私の香りの印象は、カレーをカレーたらしめている!なのですが、これをなんと水でふやかしてソースにするのです。
待って。スパイスは加熱してなんぼでしょ。と思いつつもレシピ通りにしたら、まるでゼラチンのように水分を吸って、とろとろしている!そこへにんにくやコリアンダーなどを入れてミキサーにかけてはい終了。ふわふわとろとろのソースができました…でも香りがなんか…粉末の時と全然違っている。
そのふわとろをトマトシチューにとろりとかけるのですが、これは…ソースというほどの味があるわけではなくて存在が謎…ま、こんなものだと思おう。
そして、イエメンにはいろいろな種類のパンがあるそうなのですが、今回は小麦粉を練ったものを薄ーくのばして溶かしバターを塗ったりする「ホブズアルタワ」というパンにしてみました。生地、バター、生地、と重ねるのでパイのような層ができて、外はカリ、中はモチ、となる美味しいパンになりました。謎ソースやシチューをつけながら美味しくいただきました。息子も気に入ったようでした。
そしてキブダ。
私が苦手なレバーだな…作るのやめようかな、とも思ったりしたのですが、レバーは悪くないし(食べ物には敬意をはらいたい)、世界の食文化を知る上で、好き嫌いどうの、は一旦置いておこう、と人生で初めてレバーを扱うことになりました!がんばれ!
きれいにお掃除されているレバーだったので、きれいに洗って血抜きして、白ワインにちょっと漬けてみました。
スパイスを空炒りしてから具材を炒めるので、もしかしたらいい感じになるのかも、とほんのり期待もしつつ、息子に「レバーってどんな味なのか食べてみよう。お母さんも食べる。無理ならそれでもいいし、これはイエメンで食べられているお国料理。敬意をはらおう」と話して食べてみた。2人とも「うーんやっぱりにがて」となったけど、これからは「きらい」じゃなくて「にがて」の方がいいな、レバーが悲しくならないように、と思いました。
世界の料理にはこんなこともあるし、苦手は苦手でいいし、イエメンの内戦、いやもうすべての戦争はやめなきゃ。
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