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モチベーション迷子からの脱却(後編)

前編のおさらい

お金にならなくてもついつい取り組んでしまうような好きで好きでたまらないこと(ライフワーク)を見つけると、「仕事の時間も楽しい=人生全て楽しい」にできるとのこと。

では、どのようにライフワークを見つけて、どのように仕事にしていくのか?

今回はそこからです。


お時間のある方は、ぜひ前編から読んでください。



偏愛マップをつくろう!

ノートに自分が好きなモノやコトをひたすら書き出していきます。

ルールは簡単。というか完全に守らなくても良いです。

自分が好きなジャンルやテーマを挙げて、次にそのテーマの中でも好きな具体例、その次にその具体例の好きな要素といった感じでどんどん細分化していきます。

例えば、僕の場合は、こんな感じ↓

【テーマ】読書・本
【具体例】ビジネス書、小説、雑誌、エッセイ、本屋
【好きな要素】新しい知見・流行が知れる
       自己成長につながる

これを5テーマ、思いつくままに書き殴ってみました。


自分の個性・特徴を見つけよう!

偏愛マップを自分なりにまとめてみると、次のようなことがわかりました。

・好奇心を大切にしたい
・できること(スキル)や知っていること(知識)を
どんどん増やしたい
・いろいろなものを比較検討することが好き
・似た考えや同じ"好き"を持つ人と繋がりたい


偏愛マップによって浮き上がらせるのは、長所ではなくあくまで個性や特徴です。


よく自己啓発本などで、「ジャンルやテーマを絞って絞って狭くしていけば、これだけは誰にも負けないというものが皆さんにもあるはず」という言葉をみかけます。

しかし、僕には全然見つかりません。

映画が好きですが、映画のレビュー欄には年間300本観るという猛者がいます。

働いている業界歴もまだまだ数年ですし、保有している漢検や簿記などの資格も2級と中途半端です。

とすると、僕には誇れる長所がありません。
一体僕は、何を武器にして戦えばいいんでしょうか?

それが最近の悩みの1つでした。

しかし、「長所を探す」から「個性・特徴を探す」に意識を変えてみると、簡単に見つかりました。



日常生活の中にも個性・特徴が潜んでいる

彼女と外食に行ったときの話です。

僕は、新メニューやまだ食べたことがないメニュー、味の想像がつきにくいちょっと冒険したメニューをよく注文します。

対して彼女は、いつも決まったメニューを頼みます。

僕:また同じ?既に知っているものよりも、
新しいメニューを食べたいってならない?
絶対、人生損してるよ。

彼女:人生で食事する回数は決まっているの。だから毎回美味しいものが食べたいでしょ。それなのに、変なメニューを頼んで失敗する方が人生損している。


論破されたなー。 は置いといて、
世の中には自分とは180度違う考えの人がいることを知りました。

と同時に、僕の「色んなメニューを食べたい」は1つの個性なのかもと思いました。



もう1つ、僕は、最近noteでポジティブ日記をつけています。

ポジティブ日記では、その日のポジティブな出来事を3つ記録しているのですが、やっていく中で、新商品や新たにできた場所・店、自分の初体験に関することが多いという傾向を発見しました。


実は、偏愛マップから探した自分の個性・特徴と同じことを日常生活からも見つけていたのです。

そのため、なんとなくでも、自分の個性・特徴をつかめている人は、確認作業として偏愛マップを使ってみてもいいかもしれません。



ライフワークのはじめ方

個性・特徴をみつけたところで、ようやくライフワークです。

結論から言うと、今すぐにライフワークだけで生きていくというのは、現実的に難しいです。

しかし、食べて行くための仕事(ライスワーク)とは別に、好きで好きでたまらない仕事(ライフワーク)をはじめてみることが大事なのです。


それって結局、ライフとワークが切り離されているじゃんってなりますよね。

でも違うんです。
「仕事=お金を稼ぐもの」という考えを一旦取っ払ってしまって「仕事=自己実現」に置き替えてみましょう。

また、前編の幸せの5つの軸を思い出しましょう。

・達成
・快楽
・良好な人間関係
・意味合い
・没頭

僕は、幸せの軸のうち下3つ方が大事なのです。


たとえ今は一銭にもならなくても、好きなことを突き詰めていけば、きっと幸せの軸の下3つを満たすことができます。

さらに、それが順調に進んでお金を稼げるようになったらライスワークとライフワークの割合をかえて、最終的にはライフワークのみで生活できるかもしれません。

僕は、とりあえず好奇心の赴くままに自分の好きなことを体験して、それをnoteでどんどん発信していこうと思います。

そうすれば、幸せの軸の下3つを満たすことができると信じています。

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