見出し画像

【社労士試験】3回受けて分かった。理想的なスケジュールと使うべき通信講座

有料設定にしていますが最後まで無料でお読みいただけます。
もしよければ応援いただけると嬉しいです。

この度、2024年56回社会保険労務士試験に合格できました。私は3年連続3回目の受験で無事合格を勝ち取ることができました。思い返すと、1年目2年目に勉強スケジュールや勉強内容を工夫出来ていれば1回目、もしくは、2回目で合格できたのではないかと感じております。
(もちろん運も必要です)

私が合格に費やした勉強時間はこちらの記事に載せています。

それでは解説していきます。


予備校に通うべきか否か

まず社労士受験を決めた際に悩むことのひとつとして

予備校に通う(通信を受ける) or 独学

ではないでしょうか。

私の感覚では、短期間で受かるには予備校を活用した方がいいと思います。と言うのも、予備校を活用すれば重要なポイントを効率的に学ぶことができるので勉強時間を節約できます。(これが大事なポイントです)
私の場合、受験を決めた際に独学の選択肢はハナからなかったです。
どの通信講座を受けるかで悩んだ記憶があります。

おすすめできる通信予備校

私は1年目、2年目で通信を使い、3年目は2年目に利用した「社労士24」で入手したテキストをそのまま使いました。

1年目はフォーサイト
2年目は社労士24

今なら、1年目から「社労士24」を使うと思います。勉強を進めれば進めるほど金沢先生のコンテンツに出会うからです。
分からない問題をネットで調べると、金沢先生が解説している動画や記事がヒットします。これは受験生が躓くポイントを抑えている証拠だと思います。また、解説内容が分かりやすくてグラフィックでまとめられているので、記憶に残りやすいという特徴があります。

その点、フォーサイトは複数年受験者向けだと思います。内容がめちゃめちゃ細かい印象でした。そんなところまで覚えなきゃいけないの?みたいな内容もありましたので、択一式で確実に点数を取りたい人向けだと思います。初学者には覚えることが多すぎて難易度が高いと思います。実際、私はフォーサイトの直前テキストを試験までに終わらせることができませんでした。非常に勿体無いことをしました。

なので、これから社労士の勉強を開始する人には、資格の大原が提供している「社労士24」を強くお勧めします。

理想的なスケジュール

勉強時間

1年で合格を目指すスケジュールをお話ししていきます。

そのためには、10ヶ月で1000時間、確保しましょう。700時間前後の勉強時間では大抵の人は合格が厳しいと思います。100%無理とは言いませんが、勉強慣れされている方や法律の勉強を経験されている方でないと厳しいと思います。
そのために、まずは勉強時間を確保することを考えましょう。

平日2時間、休日6時間勉強すると、10ヶ月で968時間。直前期には、勉強時間を少し増やすと仮定して、10ヶ月で1000時間を確保することが可能です。1000時間を確保できれば1年で受かるチャンスがあると考えています。(あくまでワンチャンスです)

社労士試験は、合格率が約6%で、合格した内のほとんどの方が2回以上受験している複数回受験生なので、一発で受かる人はほとんどいません。そのチャンスを掴むには並大抵の努力では成し遂げられないと覚悟しましょう。

私の周りでは1500時間から3000時間で合格している人が多い印象です。(1年で1500時間の確保は社会人には無理でしょう)

スケジュール

どの通信講座でも労働基準法の勉強から始まります。
個人的にゴールデンウィーク明けから白書統計判例に目を通したい(遅くても6月頃から白書統計判例に触れておきたいです)
理由としては、直前期はテキストの読み込みや模試の解き直しがあるため、白書統計に時間を割くことが難しいからです。よく後回しにされる部分ですが、一発で受かるためには白書統計をおざなりに出来ません。
そのためには5月までに全ての科目の講義を受け終え、問題集や過去問を必ずテキスト1周解きましょう。理想は3周くらい解きたいところです。

そして必ず模試を受験しましょう。2回で十分です。たまに何度も受験される方がいますが、復習することを考えると時間が足りなくなります。おすすめはTAC模試です。6月と7月に受験できます。申し込みは3月頃に始まり、すぐに売り切れるので申込日をチェックしておきましょう。
TAC模試は難易度が高く、また、受験生が多いので、本番さながらの空気感を味わうことができます。問題の難しさを説明すると、択一式で5肢から2肢まで絞れるがその後どちらかわからない問題が多い印象です。TACの点数に1.1倍した数字が本番で取れそうな点数になる感覚です。

6月、7月はひたすら過去問や問題集を解きましょう。自分の苦手ポイントを炙り出せると良いでしょう。適宜テキストに戻って理解を深めてください。

8月を迎えたら、あとはひたすら暗記です。最後の最後まで詰め込んでください。おすすめは問題集を解くのではなく、テキストの再読み込みです。耳で聞いて目で見て五感を使って勉強してください。

目的条文を通勤時間などを使って学習してくださいね。選択式で問われがちです。YouTubeなどに目的条文を読み上げる動画がありますので、聞いてください。食事中やお風呂、トイレなど隙間時間をフルに活用してください。

そして本番です。本番は夏です。室内外の気温差で体調を崩しがちなので、体調管理に気を付けてください。

他に気になることがあればコメントで教えてください。
少しでも社労士受験生に貢献できていれば嬉しいです。


ここから先は

0字

¥ 200

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?