フォンターネ 山小屋の生活を読んで(2024.1.10)
こんばんは。投稿がずいぶんお久しぶりになってしまったももこです。
いまはツイスト揚げパンを食べながら書いています。
今週読んだ一冊は、『フォンターネ 山小屋の生活』著:パオロ・コ二ェッティ です!
心に残った文↓
↑の「皮膚が薄すぎる」という」表現めっちゃすき!!
感想
私も時々、森に行きたくなる。満員電車で押しつぶされ、機械的なものにかこまれて、人間としての尊厳というか、大切な何かを失ってしまったと感じる時がある。現在23歳なのに、そんなことを考えている日々。
作者も同じだった。数学を勉強していた大学を中退し、執筆活動も思うようにはかどらなくなり森に逃げる。(逃げるといっていいのか・・?)
森に帰還したくなるのは、人間の習性なのかもしれない。
だけど、私は森に行く勇気がない。やはり現状を維持しようとする本能がはたらき、今日も機械的な雑踏にのまれていきている。
ときどきは、自然を浴びようと思った。スマホを捨てて、山へでるとまではいかなくとも、一冊の文庫本だけをもってカフェに行くとかでもいいのではないか。
2024年はどんな本たちに出合えるのだろうか。
そのどれもが私の人生に影響を与えてくれるように、私も受動的ではなく能動的に本からたくさんのことを吸収していきたいな。
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