森と街をつなぐ/変化の備忘録
活動のアウトプットのひとつとして主宰するnoixを
更新するときが来ているなーと感じているこの頃。
この記事は、備忘録として記したものです。
noix(ノワ)のこと
noixは2017年に立ち上げたセレクトコンセプトショップ。
(当時はセレクトショップと表記し、2021年に現在の表記に変更)
アイコンはハチドリが頭にクルミを乗せてます。
最近ではシルエットを使うことが多いのではっきりと見れないのですがハチドリさん結構まじめ顔。
ハチドリは[ハチドリのひとしずく]という童話に感銘を受けました。
森と街を鳥のように行き交う、つなぐをイメージしています。
noixはフランス語で「木の実」を意味しています。
木の実の出会いは森のなか森を散策するなかで出会ったひとつのクルミから。
そのクルミがあまりにも可愛くて他にも探していたら、今度は大きな松ぼっくりが見つけて夢中になって森のなかを歩いた。そんな小さな感動を設楽町の人たちに話したらたくさんの木の実が届いた。「こんなのいくらでもあるぞー」と届いたたくさんの可愛い木の実たちを見て、自分だけのものにしておくのはもったいない。街の人たちにもお裾分けしたいと思ったことがnoixのはじまりです。
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noixで取り扱う商品は、自然とつながりを感じたり作り手の想いのあるもの、小さな循環を感じられるものをセレクトしています。
noix当時のわたしは設楽町のとある森に出会い「この美しい森が続くにはどうしたらいいのか」という問いと向き合っていて、その一つとして、森林資源を街へと繋いで小さな経済循環がつくれないかな〜と考えていました。
noixのはじめてのプロダクトは「メープルウォーター」。山主さんたちの全面協力のもとにメープルシロップの原料となるカエデの樹液をボトリングしたものを製造していただく工場を探して商品化しました。
(無知で夢ばかり描くアイデアに当初から付き合ってくれた山主さんはじめ、地域の皆さんには感謝してもしきれない…)
このメープルウォーターは、2018年に商品化しましたが、その後2020年の春に気候変動により、まとまった採取が困難となり現在まで一旦ストップしています。
このあとに生まれたのが現在の森ノ茶です。
(森ノ茶についてはまた別の場で改めて)
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林業従事者でもない自分ができることはなにかと模索しながら動いてきた「森と街をつなぐ」想いをいろんな方のお力添えあってこの6年間、noixは続けられました。
本当にありがとうございます!
まだもう少し森とつながることを続けさせていただきたい…
だからカタチも変えていく。
今後ともよろしくお願いいたします。