フォレストディレクターのこと

フォレストディレクターとは、森の資源を循環させるためにイベント企画、資源活用など森の資源を活用するお手伝いをいたします。

2015年に、愛知県の山間地域にある千年の森で30年続くやさしい森づくりを知ったことから活動をスタートしました。

千年の森は愛知県の山間地域にある約20haの個人所有の森です。森主の加藤博俊さんが、30年前に近くの原生林のブナが温暖化の影響により数十年後には全てなくなるということを知ったことから自らの財で山を買い、ブナの種から苗をつくるところからはじまった壮大でやさしい森づくりに取り組んでいます。

種から育てたブナの苗は地元の子どもたちが卒業の記念樹として植樹し、それをボランティアの方たちと守り続けています。

森のなかは、多様な生物たちがのびのびと生きていて、四季折々の自然が楽しめるよう整えられたトレイルがあります。加藤さんご夫妻が何年もかけてつくられたトレイルはいつも手入れされて、誰でものんびり過ごせる、癒しの場所となっています。

そんな森に魅せられ私は森づくりのお手伝いをはじめました。「自然とは移りゆくもの」自然と向き合い続ける加藤さんの言葉からいつも多くの気づきをいただきます。

千年の森はボランティアに携わる方たちの学びの森となっていて、それぞれが自分にできることで携わり緩くつながっています。

フォレストディレクターという名称はこの森に携わる活動のなかで誕生しました。

森を守るためには、持続可能なことが不可欠です。フォレストディレクターは森を持続させるために資源の循環を通して多くのひとが自然に関心を持ち、いろんな形で森に携わるような仕組みをつくっています。

以後、お見知りおきくださいまし！

みやび