区切りをカウントダウンしてるのは自分だけなのだけれど…
夏ですね。学校は夏休みに入りました。学校は会社と違っていろいろな期間の区切りがあります。仕事にも区切りができます。
正確に言うと、会社も年度での目標や半期ごとの評価もありますが、提供しているサービス自体には区切りがなかったので、仕事上そこまでの変化はありませんでした。一方、学校は学期や年度、入学から卒業までの3年間など、授業にも区切りがあるので、仕事にも変化が生まれ、その区切りを意識することが多いです。
最近考えているのですが、人生に区切りってあるのでしょうか。
これまであまり書いてきませんでしたが、あと2週間ほどで30歳になります。そのおかげで、今年は結構いろいろな面で焦りがありました。
20歳になる前の日記(当時はmixiに書いていた)を読み返してみたら、10代最後の1ヶ月をどう過ごすかを悩んでいて、20歳になったらなったでどんな20代にするかを考えていなかったことに焦っていて笑えました。
今の焦りの原因は何だろうと考えてみると、30代の過ごし方が40代でも自分が好きなように働けるかどうかを決めるような気がしているのに、その30代の見通しが持てていないことが一つの理由でした。島に来たのは25歳。30歳を島で迎えることになるというのは移住当初は想定していませんでした。
1歳年を重ねたからと言って、何かが劇的に変わるとは思っていません。でも、区切りというより節目として、人が自分を見る目も変わるんじゃないか、もっと大人にならなければと焦っているところがありました。そして、先のことを考えて焦るばかりで、今目の前のことに集中しきれずにいました。
そんな中、最近素敵だなと思う年上の方々と話をさせていただく機会に恵まれて、自分が悩んでいるようなことは、年を重ねても結局悩むのだと改めて知りました。
この素敵な人たちでも悩むのだから、焦っても仕方がない。そう思ったら、なんだか少し楽になりました。
きっと30歳になっても、自分は自分。たいして何も変わらないのだと思います。ありたい自分であるために、今を積み重ねていくしかないのです。
そう言い聞かせながらも、何となくカウントダウンしてしまう自分もいることを、ここに書き残しておきます。きっとまた数年後そんな自分を笑うのでしょう。