女性ライターというキャリアを考える。CONTENTZのライター交流会に参加して。
流れが来てるなと思うときは、偶然が重なるものです。#ビフォーアフター で書くことの探究をしている今月。
出張のついでに行ける日程で、ライター交流会&トークセッション「理想の職業!? 女性ライターの働き方」というイベントがあったので、トークセッションと質疑応答部分だけですが、参加させていただきました。
まず、CONTENTZというコワーキングスペースがなんとも心地よい空間でした。光が入って明るく、ゆったりした雰囲気なのですが、何より気に入ったのは人工芝スペース。
早めに着いて仕事をしようとしたのに、うっかりうとうとしてしまいました。ハンモックもあります。
そして、トークセッションも、ライターに限らず、女性の働き方について改めて考えられるものでした。
内容は全て書き出すときりがないので、印象的だった言葉だけをまとめておきます(逐語録ではなく、私の解釈が入ってしまっています)。
・バズるコンテンツは30代男性向けが多い。女性には団結できる(共通して楽しめる)コンテンツが少ない。若い頃に触れている文化が多様。
・心の内を明かすようなエッセイが受けるのは女性ならでは。男性のエッセイは少なく、「使える」コンテンツが多い。
・エッセイやコラムが書きたいのか。取材記事が書きたいのか。それによって単価や働き方も変わる。広告記事は単価高いが自由度が低い。
・ライフステージに合わせて、書く内容は変えられる。働き方も選べる世の中になっている。それができるようにするために、柔軟な対応をお願いできる人間関係を自分で作る。仕事は人とのつながりから生まれる。
・女性では、(立ち位置として)汚れていない「きれいな」インフルエンサーがこれまでいなかった。名前を出して書きたいなら、自分の目指したい方向を考えた仕事選びをする。
・お金にならないが楽しい仕事をやるなど、自分の時間や体力を投資できるタイミングは限られる。時にはすべてを注ぎ込むことも必要。
・ロールモデルはこの人ではなく、この人のこの部分とあの人のあの部分というように、パッチワーク型で。ただ、この社会の変化の速さだと、それすらそこまで必要ではないかも。
・フローコンテンツとストックコンテンツに関して、「WEB上に置き手紙を残す」ように100年経っても読まれるものをつくりたい。
・健康でいられる働き方を。面白い体験ができそうな場所に身を置くような仕込みの時期をもつこともあり。潜り込めばそこでの仕事が広がる可能性はある。
一番印象に残ったのは、「WEB上に置き手紙を残す」ようにという言葉です。以前書いたノート屋さんのノートへの想いにも通ずるものを感じました。
それから、この交流会のよかったところは、質疑応答の時間に参加者数人で何を質問したいか考える時間があったこと。
同じグループだった方々の背景や課題意識も少し垣間見えて、それもまた勉強になりました。
今回の交流会やこれまでのnoteでの投稿を通して、自分が何を書きたいのかも少しだけ見えてきました。どう形にしていくか、今日のお話も参考に考えていきたいと思います。