初めての超ショートショート小説:本当にそれらしきものが書けてしまった
図書館に入っているのを見つけて気になっていたこの本。
田丸雅智さんの「たった40分で誰でも必ず小説が書ける超ショートショート講座」。
小説を読む側から書く側になりたい、でもハードルが高いと思って書いたことがない人にはオススメです。
私もnoteで小説を書いている方々を見ながら、「小説も書いてみたいな、でも自分にはそんな才能はないからな」と思っていました。
しかし、この本を読みながらワークを進めていくと、本当に90分ほどで、それらしきものが書きあがりました。
それらしきものとは、超ショートショート。
この本では、「ショートショートとは、短くて不思議な物語のこと」と定義されています。代表例として、星新一さんの本も紹介されています。
そして、そのショートショートよりも、もっともっと短いのが超ショートショートです。
田丸さんが実際になさっている90分の講座を本にしたものなのですが、アイデアの出し方や膨らませ方が、初心者には参考になりました。
実際に講座に参加された方の作品や、筆者田丸さんとピース・又吉さんとの「超ショートショート即興ライブ」でのやりとりをもとに書かれた、作品が作られる過程も参考になりました。
超ショートショートづくりは、思い付く言葉同士を組み合わせて「不思議な言葉」を考えることから始まります。そこから、ワークの問いに沿ってアイデアを膨らませていくと、物語ができてしまうという不思議な体験でした。
この出版社がすごいのは、この本の出版と連動して実際に「第1回ショートショート大賞」という文学賞も立ち上げられているところです。
(募集は終了。今年6月に結果発表予定)
詳しくは→http://shortshortawards.com/
こうして新たな作品が世に生み出されていくのですね。
ちなみに、自分で書いたものは、ちょっとまだ公開する勇気がないのでここには載せられません。いつか勇気が出たら、公開するかもしれません。
#ビフォーアフター
4月は「#ビフォーアフター」企画に参加させてもらっています。
皆さんのそれぞれの活動の様子は、テライヒロさんのマガジンでご覧になれます。
一緒に頑張ってる人の存在を感じられることは、モチベーションになりますね。