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20枚の写真で1ヶ月を振り返る

働き出してからというもの、なかなか仕事以外のことで何かを継続できたことがない。

そんな私が、昨年1年間続けていたのが、ノハナというアプリでのフォトブックづくり。月に1冊無料でフォトブックが作れるのだ(送料は216円かかる)。
このアプリの本来の売りは、「~お気に入りの写真を、大切な家族と~」のコンセプトの通り、家族と写真を共有してフォトブックを作れるところだろう。

でも、一人暮らしの私にとっては、写真を20枚選んで短いコメントをつけたら、すぐに完成するというのが、お手軽でよかった。
島の日々を何かに残したいと、方法を探していたときにこのアプリを見つけた。このフォトブックづくりをきっかけにスマホで写真を撮る回数が増えたように思う。

ページのレイアウトが写真の縦横によって自動的に決まるのも簡単でありがたかった。
何より、最後に「奥付」として編集後記的なコメントを書けるのが、ひと月を振り返るのに役立った。

今年になって、このフォトブックづくりをやめた。

仕事で忙殺されていたこともあるが、2月からnoteを始めたことも大きいと思う。noteで見たもの・感じたことを書くことで、島の日々を残すという目的が達成されているからだ。

ただ、このフォトブックという「手元に残る」ものの手触り感は、やはり貴重なような気もしている。

せっかくなので、1年間の表紙をご紹介。島の1年をご覧ください。
飛行機の写真以外に、1枚だけ島の写真じゃないものがあるのだけと、どれかわかりますか?

最初に作ったのは2014年の1年間のフォトブック。
1~2枚の写真で各月を振り返るのはなかなか難しかった。

1月は雪の残る田んぼ。

2月は船上からの夕日だったかな?

3月はやっぱりお別れの紙テープ。

4月は定番の桜。
ここの桜はいつも咲く時期が少し遅い。

5月は夏の気配が近づいた海。

6月は梅雨空の下の田んぼ。

7月は輝きだした海。

8月も海。と入道雲。

9月は黄金色になった田んぼ。

10月は少し冷え込み始めた朝の朝焼け。

11月は、屋内の明かりに負けないくらいの月。

12月は飛行機から見た富士山。

ぼーっとしているとあっという間に過ぎてしまいそうな1年を、なんとか自分の中に、あるいは何かしらの形で手元に留めたくて、私は写真を撮り、文章を書くのかもしれない。

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