「ファラオの密室」が役に立つか
表紙を見て、まっさきに浮かんだのはX-MENだった。
こめかみに手をあてる・・・そんなポーズに人はプロフェッサーXを見つけるのだ。
死者が復活する&第二の死があるという古代エジプトのナイスな死生感に基づく、ミステリー小説。
生き返って、自分を殺した犯人を見つけ出す!!
というストーリーがファンタスティックだった。
きっと広いこの世界には、ブードゥー神官がゾンビパウダーで蘇られせるミステリー小説もある気がしてならない。
ストーリーはさておき、
わたしは小説を読むときに(特にミステリー小説に多いのだけど)登場人物を忘れてしまう…
「は?こいつ誰?」とすぐなってしまう。
この「ファラオの密室」は主要登場人物を本の頭でまとめてくれているのだ。
これは読み進めていくうえで、かなり役に立つ。
まじで助かる。サンキュー
いま手元にあるミステリー小説「自由研究には向かない殺人」も同じく親切な作りになっている。
登場人物を本の冒頭にまとめてくれている小説の心遣いは、読み進めるうえで「役に立つ」
「ファラオの密室」については、自分の人生と古代エジプトとは距離がありすぎて、役に立ちそうもない。
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