全てを知ることにはつながらない
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福祉実践教室のパート2。障がいのある方と一緒にレクをする。それを決めるための学級会。司会を学級代表の二人に任せた。朝に少しだけ打ち合わせをし、あとは任せた。見事にやってのけた。二人の成長がとても嬉しかった。しかし、周りのガヤがとても気になった。流石に口を挟もうかとも思ったが、グッと堪えた。クラスの皆は、そのガヤに笑っていたが、ぼくは笑えなかった。「どうして、司会者の言葉を遮ってまで声を出すのだろう……」。
帰りの会。学級代表の一人が「司会をしている時に、フォロワーシップをとってくれてありがとうございました」と伝えていた。そして、皆が拍手をしていた。これには驚いた。外から見ていて、そんな風に全く思えなかったからだ。しかし、当事者は助かっていたようだ。それならよかった。
見守り続けてよかったと思うとともに、外から見ることが全てを知ることにはつながらないと、改めて思った。