秋はどの辺まできているのだろうか
10/7
今日の愛知県の最高気温は28℃。日向にいれば、汗が吹き出す暑さだ。ふと昨年の気温が気になり調べてみた。昨年の今日の最高気温は23.8℃。ちなみにこの前日は22.8℃だったようだ。秋はどの辺まできているのだろうか。
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先日の金曜日のこと。急遽、時間割を変更して2時間連続の理科とした。「ここで終わると思考が途切れる」。そう思って「このまま続けようか」と子どもたちに尋ねた。すると、「うん!」「よっしゃ!」という返事とともに目を輝かせた。授業では久しぶりに見る姿だった。その後、実験キットを片手に外に出て、予想があたっているかを確かめた。子どもたちの意欲的な態度が印象的だった。
そう言えば、ぼくの小学校の頃も「よっしゃ!算数だけどこのまま国語やろうか!!」なんてことがあった。その言葉が嬉しくて、心から「よっしゃ!」と思った。きっとぼくだけじゃなかったのだろう。その証拠に、その後の国語での議論は白熱したことを覚えている。きっと「次回やろう」では、見ることのなかった姿だったと思う。タイミングというのはとても大切で、それに気付き、それを捕まえ、それを実行することは教師の仕事なんだよなと思ってしまった。
それにしても、こういう急な変更ができるのは小学校の利点である。もしも、これが教科担任制だったらできてなかっただろうな。少なくともぼくの学校では。いま学校現場に必要なことは、あれもこれもと取り入れるのではなく、遊びとゆとりなんじゃないだろうか。
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そんなことを考えながら、娘と息子といっしょに散歩をした。あー、夕方は涼しい。秋はすぐそこまで来ているようだ。
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