音楽:「アヴリル・ラヴィーン」の何がスゴいのか?~パンク×ポップの女性先駆者(実は日本人にも…)
あるミュージシャンの「何がスゴいのか?」を考えるシリーズです。
今回はカナダが全世界に誇る女性ロック・シンガーソングライターの「アヴリル・ラヴィーン」について考えてみたいと思います。
以前は、アメリカの名誉ある音楽賞である「グラミー賞」の受賞歴という視点で考えてみたのですが、グラミー賞はあくまでも「アメリカ国内」市場の音楽賞なのでアメリカ人以外のミュージシャン、とりわけ「アイドル」的アーティストを(少なくとも近年までは)冷遇する傾向があり、また、ロック・ミュージシャンに対しても割と冷たいです。
ということで、アヴリル・ラヴィーンはノミネートはされたことはありますが、受賞歴はありません。
なお、あの「ジャスティン・ビーバー」でさえ(アイドル的な人気があるためか?)、ノミネートは多くされているものの、受賞は2個でいずれも、グラミーのなかでもさらなる名誉である「主要四部門」ではありません。一方、「セリーヌ・ディオン」は、「正統派」の歌手であることからか、主要四部門の最優秀アルバム賞を含め6個(かな?)のグラミー賞を受賞しています。
すいません、かなり脱線してしまったのですが、アヴリル・ラヴィーンについては、上記の経緯から、前までのようにグラミー賞を引き合いに出して、そのスゴさを図るのは難しいです。
しかし、彼女の場合はそういった賞などとは関係なく、「音楽シーンに現れた」時点で、既に「スゴい」のです。
それはなぜか?
アヴリル・ラヴィーンが登場する前には、
「パンク・ロック」と「ポップ・ミュージック」を融合して「世界的」に大成功した「女性(ソロ)アーティスト」が「いなかった」からです。
(これは「売れる」という意味もありますし「音楽のクオリティ」という意味もあります)
つまり、彼女はパンク×ポップを人類で初めて見事に融合することに成功した女性シンガーソングライターなのです!
(もちろん、どんな物事にも言えることですが「以前に全くいなかった」というわけではなく「誰よりも早く結果を出した」ということはご留意下さいmm)
ということで、そんな事を意識してみて、アヴリル・ラヴィーンの曲を聴いてみましょう!
記念すべきファースト・アルバムからこちら!
●アヴリル・ラヴィーン - スケーター・ボーイ:
※本当は「コンプリケイテッド」という曲の方が有名・名曲なのですが、今回の趣旨としては↑の曲の方がわかりやすいかなと…でも一応リンク貼っておきますね!→
ファースト・アルバムではないのですが、こちらの方がより、パンク×ポップのコンセプトがわかりやすいかなと…
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