手を繋いだままステージに上がる雪歩と貴音

貴音と雪歩がデュオで歌うライブ前に緊張する雪歩の手を握る貴音
「あっ、もう時間ですぅ…」
と雪歩が言うまで貴音は手を握り続けていて
「もう出番でしたか?どうやら私も少し緊張していたようです」
と笑う貴音の頬に一滴の汗を見た雪歩が、その言葉が冗談ではなく貴音が本当に緊張していたんだとわかって、自分から手を繋いで
「あの、もしよかったらですけど、こうして出ませんか?」
「……ふふ。はい、喜んで」

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