人狼貴音が響の家に泊まるときの日常

人前では隠している狼耳を響の家では出す貴音
鼻歌を歌いながら食器を洗う貴音を眺めていた響が、後ろ姿からも見える貴音のピコピコと動く狼耳を見て近づく。気配察知も嗅覚も優れてるのに貴音が振り返らないからと響が背伸びして貴音の狼耳を触る
「な!?なにをするのですか!?」
驚いてスポンジと皿を持って振り返る貴音に
「わ、悪かったよ。そんなに驚くと思ってなくて……」
「まったく!」
と怒りながら食器洗いを再開する貴音の狼のしっぽがブンブンと嬉しそうに振られていた

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