初心者の時に買った樹脂製龍笛は「高ピッチ」だったの?
2019年12月21日、「とうとう高ピッチ龍笛を買った」というノート(以下、前ノート)を書きました。
その後気付いたことです。
①高ピッチ龍笛は、やや短かかった
前ノートで、新たに購入した「442Hz」管と、持っていた樹脂製の「430Hz」管を比べ、長さは同じ、などと書きました。
改めて、手持ちの古典調律の本管(煤竹製)と比べたのがこちらです。
尾(右側)を揃えて撮りました。
【上(奥)=「442Hz」、下(手前)=本管】
全体像だとわかりにくいので、まず、頭(左)の方を拡大します。
「442Hz」はやや短いです。合わせるかのように、吹き口の位置も、尾側に寄っています。
尾側の拡大です。
一番左の穴(穴名=六〈ろく〉)の位置は同じ。一番右の穴(穴名=ン〈じ〉)の位置は、「442Hz」がやや左に寄っています。
「442Hz」は、穴の間隔が狭いのですね。
②前ノートで比べた樹脂管は、高ピッチ管だった?
前ノートで持ち出した「430Hzの樹脂管」は、新規購入した「442Hz」と、長さ・穴の位置とも、同じでした。
私は龍笛の調律方法を全く知らないので、迂闊なことは言えません。ただ、仮に、長さと穴の位置でピッチが定まるなら、430Hzと思っていた樹脂管は、実は「高ピッチ」龍笛だったかも……?
この樹脂管は初心者の時に買ったもので、すでに説明書もなく、メーカーもわからず、確かめようがない、、、です。
私は知らず、高ピッチ管で練習していたのかもしれません。
いまさらどう受け止めていいのやら。
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