幼児期の英語レッスンに望むこと
月曜日のお題は英語です。
うちの長男6歳と長女5歳は、今年の夏から週一で英語のレッスンを受けています。
でも、そろそろ違う先生を探そうかなぁと考えています。
その理由を今日はつらつら書きますね。
仕事柄、早期英語教育の是非について話を伺う機会は多いのですが、英語教育の専門家でも意見は分かれるところですよね。
早期英語教育を反対されている方からは、外国語教育よりも、まずは母国語の国語教育がより強化、優先されるべきだ!というご意見を聞きます。
簡単に言えば、思考の基盤となる母国語がきちんと習得されてから外国語を学ばせるべきではなのではないか、ということですね。
私も同感です。
だから、私は、幼児期に英語を学んでほしいと思っているわけではなく、知ってほしい、と思っています。
アルファベットを書けるようになってほしいわけではなく、アルファベットという文字があることを知ってほしい。メリークリスマスとMerry Christmasには発音の違いがあることを知ってほしいのです。
つまり、私が望んでいるのは、英語を知ることで、英語という言語に興味や関心を持ってもらいたい!ということです。なぜなら、この興味、関心が、次の学ぶという行動に「いずれ」繋がるから。
少し専門的になりますが、内発動機付け(自ら学習しようという意思)という観点からみても、学習するものに対して興味や関心がなければ、学習しようとする気持ちは生まれにくいのです。
6歳や5歳の子供に、今すぐに英語を学習したい!と思ってもらいたいわけではなく、勉強する段階に来たときに興味や関心を持ち合わせていればいいな、と思っています。
だから、まずは英語という言語に楽しく触れてほしい。
私的には、フォニックスを学んで発音ができるようになるとか、アルファベットを書けるようになるとか、そんな短期的な効果はどうでもよくて、今後に繋がる楽しさを子供に伝えてくれる先生が理想です。
でも、そんな理想的な先生と出会うことは難しそう。
通常、子供の短期的な効果が目に見えたほうが親としては月謝を払う価値を見いだしやすいので、多くの教室では楽しさよりも、何かできるようになることを目標としているんですよね。
まぁ、私の理想がマイノリティなのかもしれませんが。
だったら、あんたが英語を教えてやれよ!と言われるかもしれませんが、親が子を教えるのはお互いに甘えが出るので、それも難しい。
理想や現状の問題などはありますが、いい先生との出会いを信じて、色んな教室を見ながら、私自身も子供に英語を教えるとは何かについて学んでいきたいと思います。