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75歳やればできる子‼️最高😃

もうかれこれ5年近く担当している75歳女性患者のMさん。

最初の出会いはというと、
左上の歯が割れていて💦

そのままで何とか保たせたいと言われていて💦

当然、歯グキは腫れていました。

「歯間ブラシを通すと血が出る🩸」
と言われます。

怖くて歯間ブラシをやってないから、
ずっと血が出るのが続いているのです。

現状を回復させるには

“血が出ても歯間ブラシを毎日継続して炎症を止めること”

を伝えました。

「えぇ‼️血が出るのに⁉️」

とかなりびっくりされましたが、

「継続することしか治る道はない」
と伝えて2ヶ月後。


「出血が止まりました」と✨

信じて継続してくれたからこその出来事でした。

ここからずーっと担当してきてます。

今年になってからいよいよ、左上の
割れてる歯を抜いてブリッジにしていく決断ができて、治しました。

ブリッジの所には特別なデンタルフロスの通し方も伝えて、
完璧な自己管理ができるように
導きました✨

かなりマニアックなデンタルフロスなのですが、今や、

「やらないと気持ち悪い。自分の手で守れることならやらないとね」

とおっしゃいます。
本当に素晴らしいと思います。

そもそも
この方の“歯が割れた要因とは?”

歯ごたえのある固い食べ物を噛んで来たから。
噛むことは大切だという言葉を、
“固い食べ物を力強く噛むことだ”と間違った解釈をしていたからです。

歯磨き指導と共に噛むことのコントロールも伝えて来ていますが…
2ヶ月前に
右上の奥歯の歯と歯の隙間が開きかけて来ている事に私が気づきました。

デンタルフロスを通すと、歯と歯の隙間が他よりちょっとだけ接触が弱くなってたのです。

「むむ、左上をかばって、右上で歯ごたえのあるものを噛んでますね?
歯と歯の間に物が挟まるでしょ?」


とお聞きすると
「確かに…。右上の歯に挟まるなぁ。
さっきフロスを通してもらっても他と違いがありましたよね」

って。

ここから何をすべきか?

今はまだ少しだけの隙間だから、
今ならまだ元に戻せる可能性は高いのです。


1.右上の歯に挟まるような食べ方をしない
2.繊維の多い食べ物を必死に噛まないこと

に取り組んで行くこと。
これが前回のクリーニングの後の宿題でした。

で、今月、見事見事✨
歯と歯の接触は元に戻りました👏
ご自身もフロスがパチン!と良い感じに通っていることに気づかれて2人で喜びました‼️


そして、
「75歳やればできる子ですねー」
ってつい言ってしまいました笑

人間何歳でも進化できるし、
変化できるし、
私を信じてついて来てくださることにも感動でした🤩

いやー、歯科衛生士最高です🖐️😆🖐️

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