お年玉で投資
億の近道読者のみなさんこんにちは。
1月、正月といえばお年玉です。
子供達はお年玉をどうしたら良いかわからない、という親御さんは多いと思います。
お年玉は子供達に投資を教える良い機会です。
投資で教えたいことは以下の2つです。
1)投資の世界は不確実である
2)投資は時間をかける必要がある
みなさんもご存じのとおり、株式市場は自分の思ったとおりには動きません。
ただ、これは投資の世界だけでなく世の中そんなものでもあります。
テストやスポーツも思ったとおりの結果にならないことは多いですが、ビジネスの世界では結果が本当に不確実です。
何年もかけて種まきした案件が、災害によって吹っ飛んでしまうこともあります。
だから、失敗から学び、チャレンジを続けることが大事です。
投資の世界も継続していると利益になる可能性が高くなります。
1回や2回の失敗で嘆くのは、株を買ってビギナーズラックを当てようとするようなものです。
投資によって「自分の思ったとおりの結果がすぐに出るとは限らない」ということを学べます。
また、投資には「ひたすら待つ」という時間が必要になることがあります。
2008年~2012年にかけて、日本株は待ちの期間が長くありました。
ただ、アベノミクス以降の上昇相場まで待っていれば、当該時期に投資した日本株は大きく利益をあげることができました。
投資をしてから実りが得られるまでに、何年もかかることがあります。
すぐに利益を求めてはいけない、ということを投資から学ぶことができます。
投資でお金を増やす知識を得れば、人生は豊かにできます。
お年玉で、投資のことを教えましょう。
(遠藤)
[遠藤 功二氏 プロフィール]
日本FP協会認定CFP
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
MBA(経営学修士)
大学時代に借金に追われた経験からFPの資格を取得し、金融機関に就職。
証券会社と外資系銀行で延べ1,000人以上の顧客を資産運用アドバイザーとして担当した経験上、日本には金融教育が足りていないことを確信する。
自己責任が求められる社会で、子供たちが自立して生きていけるよう、お金の教育講座を実施している。子育て世代の親たちと子供たちに、金融の知識を届けるため教育特化のFPとして奔走中。
子育て世代のための金融教育サービスFP君
web:https://fpkun.com
メッセージ:koji.endo@fpkun.com
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