またスランプきたかもしれない

成功体験が最近無いせいか、何だか仕事に対する熱量が減ってきた気がする。理由はいくつかある。
やる気は損なったわけじゃないが、ふと、感じたことで、何かに示さないと気持ちが悪いのでここに。
熱量のある人がみたらやる気を削ぐような事を書くかもしれない。

①どれだけやっても給料が変わらない
作業に基づく実践を勉強しても、外来の患者個別に資料を作っても、結局見返りがない気がしてしまう。
そりゃあ、技術や知識、対象者からの感謝の言葉は得られる事はある。けれど、どれだけやっても、給料は変わらない。言い方は悪いかもしれないが、なにもしていなくても、結局経験年数の高い者の方が高い給料を貰らえる事になっている。何だか自分の時間が、気力が無駄になるような気がして、止まってしまう自分がいる

②プライドが高いこと
自分は結構プライドが高いと思う。
他のスタッフが自分の知らない分野の知識を持っていると、焦る。自分も知らないと落ち着かない。
仕事に限らず、周りができているところをみると、できていない自分を責めてしまう。
仕事をしている以上、自分を責めることは多いため、段々と熱量が下がって行く。
もちろん、自分を責めてしまう事は良くないことは知っているが、癖というかそういうシステムに自分はなっている気がする。抑える事はできるが、本能的に自分を責めてしまう。

分かっていることを責められたり、「お前には恋愛はまだまだ」みたいな事と言われたりすると、結構ムッとする。
…分かっている、怒る事は良くないんでしょ?
だから抑えている。周りの雰囲気悪くなるしね。


③久しぶりの友人に会った時の失敗体験
これが1番の要因だと思う。
友人に再会したのは1年ぶりだろうか。
1年前といえば、自分が今以上に嫌いな時期で、よく「考えすぎ」「そのままでいい」と相談に乗ってくれた。励ましてくれた。

会わない間に自分は、成長した実感があった。
本を読んだし、人と話す時の様子だって、前とは違うはずだ。…そんなふうに思ってた。

久しぶりに会う約束をした時、楽しみだったんだ。
成長した自分を見せられる、見せる事で恩返しが出来ると思ってた。

…けれど、実際に会うと全然話せなかった。
前以上にかもしれない。
こんなはずじゃない!全然違う!と思いながら話していた。正直、一緒にゲームをする時しか楽しんでいる感じがしなかった。

そんな失敗体験。獲得しつつあった自分への自信を、再び無くしてしまったんだ。


以上3点によって、気力や自信が削がれた結果、臨床自分がなにを目的に介入しているかがぼんやりしてくる時がある。これが自分のスランプと呼ばれる状態だ。なんというか、求められている事だけをこなしているというか。安静度が解除したから離床進める、けれど離床するメリットを根拠に基づいて話せない的な。そんな状態。

周りは「しっかりした臨床」をしているから、自分だけが追いついていないような実感が湧く。
あれほど職場に残って勉強して、勉強会にも参加して、自分の生活よりも仕事を優先したというのに、みんなに追いついていない。そんな劣等感が活力を奪う。


この打たれ弱さには本当に飽き飽きする。
許せない。カッコ悪い。

何でぼくはこんなことを考えてしまうんだろうね?
こんな自分を受け入れなきゃいけないの?

でも、書くことで少しスッキリした。
もし、ここまで読んでくれた人がいたら、暗いことばっかり書いてごめんなさい。でも見てくれてありがとう。