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おむつ→トイレについて(介護施設ver)

おむつ外しの考え方

【基本的な考え方】

①座位姿勢が出来る≒便座に座れる
②入居後の尿測などで、尿、便の出る時間がなんとんくわかってくる
①②を合わせればトイレ🚽で排泄出来る可能性がかなり高くなる。

最初は職員が多い時間帯の中で一回行くことから始めると良いと思います。

この考えでおむつからトイレ排尿になった方は沢山いました。

トイレで排泄が出来ればリハパンから普通のパンツ+パットに変更→パットに出なければパンツのみに⤴️
という順序でおむつ外しが出来ます。(入居者さんによっても違いますよ)

これが出来ると日中トイレに行ける人が増えると思います。

【夜間編】

夜間も同じ考え方が出来るのですが、夜間は『睡眠』という暮らしの質を上げる上でかなり重要な項目と絡んできます。
そことの抱き合わせになるので、夜間はおむつになる人がいても良いと考えてます。
高齢になると睡眠障害が出てくる可能性が高いので、寝られることを特に重要視する必要があります。
とは言えそれを決めるのはあくまで入居者さん本人なので入居者さんがどっちがいいか決められるといいです。

【気づける人を増やす】
その考え方を知ってる人が増えると『あっ!この人トイレいけるかも』ってなる場面が増えます。(気づきはユニット職員みんなで出来ると入居者さんの暮らしの質は上がります)

【疾患と向き合う】
あとは基礎疾患をしっかり知っていることも大切です。血圧が急に下がる人は特に注意が必要で専門職と相談するといいですよね。

【座位姿勢】
重要なのは前屈みになる足の位置。
和式→洋式が増えたことが日本人の便秘を増やしたという話があるくらい和式で踏ん張る姿勢は💩を出しやすい(腹圧が掛けやすい)姿勢だったと言われています。
その理屈から考えると足の踵が地面に着くのは必須で更に膝が上げれると腹圧は掛けやすくなると言うわけです。

便が出にくい場合(水分量や腸内環境が大切なのは知ってると思います)トイレに座って座位姿勢を「💩がしやすい姿勢」を作ることが大切です。

【羞恥心への配慮】
出来れば職員はトイレから出ることをオススメします。人前でうんちやおしっこしにくいですよね。
リスク管理をした上でトイレから出られると排泄はしやくすくなります。

【まとめ】

ということで今日はうんちとおしっこの話でした。

今回、自分の考えを文字に起こしている中で、施設として個別で排泄時間を知るための時間での尿測定を当たり前のようにしていることが、実はかなり基礎として大切なことを自然に行っていると理解できました。

成功事例なんてコメントに書いてもらえるとみんなで(気づき)が上がりトイレでの排泄増やせるかも!
気軽にコメント書いていただいてOKでーす!!

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奥田史憲
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