起業1か月（6月まとめ）

起業家としてBLOGを書こうと決めたのに、
毎日毎日事業を作る業務に追われてしまい、
自分を振り返ることなど出来ない毎日でした。反省。

これが起業家１年生の現実。
なのでこのタイミングで一気に書き出してみたいと思います。

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■第１週 5/30〜6/5
・メディア戦略交流会＠リクルート
・川崎産業振興会館にて融資の相談
・霞ケ関公証人役場にて電子認証してもらう
・登記前日に美容室へ
・6月3日株式会社ファーストシーアイとして港区で法人登記
・プロテインスイーツ教室イベントの下見
・TECH LAB PAAK（渋谷）で作業作業作業
・日曜日ダンロップスポーツクラブにてアルバイト

湘南でお世話になっているManabelieのCEOで女性起業家の小林コトミさんに誘っていただき、メディア戦略交流会へ参加させていただいたのだが、参加している女性陣がみんな綺麗でたまげた。髪もネイルも洋服も綺麗で、少し自分を反省。リクルートは副業OKだそうで、開催してくださった女性も事業を立ち上げるそう。そしてリクルートの本社に初めて行ったけれど、大きくて綺麗だった。

■第２週 6/6〜6/12
・よしもと時代(YCC)の恩師イベントプロデューサーに相談
・某キー局制作Pにご飯をご馳走になる
・久しぶりに渋谷∞ホールの見学＆挨拶に連れて行ってもらう
・CodeRepublic※のMeetUp
 （YJcapitalとEastVenturesのアクセラレーションプログラム）
・ぐっどイブニングピッチにご招待いただきピッチさせてもらう
・TECH LAB PAAKにてCodeRepublicエントリー用映像の撮影＆作成
・平塚JCのBBQに誘われて参加する

某経済新聞の記者さんに「ぐっどイブニングピッチ」ご招待いただき、リアライブさんの会場で、スタートアップ界の先輩企業「ウリドキ/Gozal/Progate/Getstage&Parteeのg&h」の４社と一緒にピッチさせてもらったのですが、4社のレベルが高すぎて勉強になることが山ほどあった。スキー選手の現役時代もそうだったけれど、自分よりも凄い人達についていこうとすると自分のレベルもどんどん引き上げてもらえる。本当に貴重な機会だった。

■第３週 6/13〜6/19
・法人登記完了の連絡が届く
・元リクルートで現起業家の紹介でCatapult社のSさんとランチ
・TECH LAB PAAKで残りの撮影＆作業
・01booster企画のCVCアクセラレーションプログラムでKIRIN本社でセミナー懇親会
・01booster企画のCVC森永製菓さんのアクセラレーションプログラム早期エントリー間に合わず
・本社を置かせてもらっているスポーツベンチャーシェアオフィスにご挨拶
・リクルート運営TECH LAB PAAK渋谷で面談
・青山ASACでクラウドワークスの吉田さん、ココナラの南さん、まごちゃんねるのカジケンさんの講演を聞き少し胸に熱いものを感じる
・「風邪治す」とスケジュールに書いてあるその日にはCodeRepublicの申し込み文章作成と動画作成
・CodeRepublicエントリー
・よしもとクリエイティブ・エージェンンシーのふるさとアスリート「SUGOII動画Youtubeグランプリ」用の動画編集
・「SPACE TRIAL」の企画書作成
・湘南ひらつか七夕まつりの七夕飾りの花玉作り
・神奈川産業振興センターKIPの創業同期の懇親会
・日曜日ダンロップスポーツクラブにてアルバイト

※この週からコンペ書類の作成と実務と移動で、睡眠不足と過労から風邪を引き始める。自然治癒力の力を信じ、とりあえず体調管理より仕事を優先。

■第４週 6/20〜6/26
・法務局で手続き
・かわさき起業家オーディション一次審査通過
・東京都庁へ法人事業設立資金の申請書提出
・創業メンバー３人集まりカフェでミーティング
・TECH LAB PAAKで作業
・よしもとふるさとアスリートの懇親会
・日曜日ダンロップスポーツクラブにてアルバイト

※コンペ資料作成の日々で起きて１秒でパソコンに向かい、寝落ちするギリギリまでパソコンに向かい作業する日々。

■第５週 6/27〜7/3
・CodeRepublic一次審査通過
・かわさき起業家オーディション二次審査会
・TECH LAB PAAK4期 成果発表会
・TSG同期の桃さんから女性起業家の取材を受ける
・COOとMTG
・TECH LAB PAAKで最後の作業
・かわさき起業家オーディション二次審査通過
・森永製菓のアクセラレーションプログラムの申し込みに間に合わず。
（一番エントリーしたかったのに間に合わず本当に残念だった。）
・TSG同期の菅谷くんからの紹介で現役大学生で体育関係で色々企画したり、某スポーツ新聞の記者のインターンもしている女子大生に会ってほしいと言われお話
・よしもと時代の恩師でイベントプロデューサさんとよしもとの担当マネージャーさんと吉本新入社員さんと４人でお仕事のお話懇親会
・終電逃して渋谷のネットカフェで「攻殻機動隊」の勉強
・イラストレーターとロゴデザインの打ち合わせ
・カマコンバレーから生まれた逗子のプロジェクトMTGに参画
・↑で出会ったキーマンとNEKTON藤沢へ
（体調不良の限界で、途中トイレに駆け込み吐くがお茶しか出ない。）
・日曜日ダンロップスポーツクラブにてアルバイト

※とにかく体が限界で、吐くほどに。立っているのがやっとで、お湯しか飲めない状態。お茶ですら胃が重く感じ飲み込めないほどに。そういえば忙しすぎてろくにご飯も食べていない事に気がつく。

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６月に起業しなければならなかった理由の一つに、法人設立事業資金の申請が関係していた。昨年末、東京都主催のTOKYO STARTUP GATEWAY2015のファイナリストに選ばれ、ファイナリストで東京都に代表取締役として法人登記したメンバーには、東京都から法人設立事業資金の支援金が受け取れる特典があった。そのための申し込みが６月締切で、これを逃すと年末になってしまうので、無理矢理にでもスケジュールを詰め込んで動いていた。結果、寝食忘れて法人設立に動き出し、シード期の資金調達のためにコンペに挑戦する毎日でとにかく無我夢中でした。

COOから融資も視野に入れてほしいという意見があり（本当はとても嫌だったが）COOから紹介された川崎産業振興会館の担当者さんとCOOの勧めで融資を受けるために出たオーディションに、とにかく時間を取られて、自分の意思と反する行動なので体も心も拒否反応が凄く、ストレスが日々蓄積され、吐くほど追い詰められていた。

しかし、会社にとって最善の選択であれば、（資本政策については）自分の意思なんて二の次である。何度も何度も何度も話し合いを重ねて、やはり弊社は今の段階では融資を入れるべきだと最終決断をした。

頑固なのでビジョンや理念は絶対に曲げずにブレない自信があるが、資本政策については一年生である。磯崎哲也さんの「起業のファイナンス」を何度も熟読し、スティーブン・G・ブランク＋ボブ・ドーフの「スタートアップ・マニュアル」を擦り切れるほど読んでも、エクイティが良いのか融資が良いのか、最終的に判断するのは自分だ。

しかし頭で理解し決断を下したのに、体に支障をきたすとは、心とは厄介なものだ。これが未熟というものなんだろう。アメリカのシリコンバレーでヨガや瞑想や禅などが積極的に取り入れられるのも必然的。心を整えなければ、すべてに支障をきたしてしまう。

そんな感じで、振り返りもできずに７月に突入していった。