Brighteye Brison/V
https://open.spotify.com/album/6HD26UIvl6RLsGFf8YZAXx?si=YxEfwrudRAmMQrm6r_basw
2019年のMy Best Album!
Änglagård(日本盤のCD表記はアングラガルド、読み方だとエングラゴー)にも参加している
キーボードプレーヤー:Linus Kåse
ドラマー:Erik Hammarström(元The Flower Kings)
2名が在籍しているスウェーデンの新世代プログレッシヴロックバンドの5作目。
全3曲65分。
アナログシンセの柔らかい音を軸に、ポップなパーツを変幻自在に繋げながら70年代な方法論を80年代的に構築するシンフォニックサウンドは、更に磨がかれ飽きずに聴ける。
ムーグ系シンセのソロ
ボコーダーにフランジャーをかけたようなコーラス処理
AORっぽいコード感
ブリティッシュポップを思わせるような捻ったニッチなメロディ
長めの曲でありながらDrama期のYesやThe Bugglesを思わせ、更に終盤に炸裂するAsia/Here Comes The Feelingまんまなソロなど含めてGeoff Downes色満載の1曲目。
印象的なメロトロンで始まりつつも歌メロがSagaっぽく、インスト部分はシンフォニックパートとジャズロックパートを交互に挿んでドラマティックに畳み掛ける2曲目(意外と畳み掛け方がDream Theaterっぽい)。
パイプオルガンからYesの「Going For The One」や「ドラマ」的な雰囲気でSpock’s Beard張りのリズムのキレで引っ張る35分越えのラスト曲。12分辺りから徐々に盛り上がりシンセ、オルガン、メロトロン、コーラスワークの分厚い壁が押し寄せる大団円的な中間部は、個人的プログレ名場面トップ5に認定出来る程に感動的。
70年代回帰サウンドやプログラミングによるアンビエント的要素が音色やスタイルに埋め込まれている事が多い新世代プログレ勢。
ネオプログレ/ポンプロックではない80年代を思わせるサウンドは貴重な存在。
あとでウチのカミさんにSpotifyで聴いて貰ったら
「あなた好みのソロフレーズ、バッキング、メロディがてんこ盛りで、それを上手く繋げてて笑っちゃう位好きでしょ?」
って言われました。
年間ベストアルバムになるのも妙に納得(笑)
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#Yes #GeoffDownes #TheBuggles #ジェフダウンズ
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